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ボートレース芦屋「第50回ボートレースオールスター」(SG)は、23日から6日間開催される。本レースはファン投票によって選ばれた人気レーサーが集結することもあり大注目の舞台だ。
4月中旬から新モーターに切り替わった芦屋。徐々にではあるが、モーターに「差」が出始めてきた。ここでは、予想のヒントとして芦屋で好気配を見せるモーターを紹介していく。
◆直近3節優勝モーター機力評価 2号機使用した西山貴浩「普通」 SGオールスター
■エース機候補14号機
14号機は2節前、江口晃生が使用した。優勝こそ逃したものの、抜群の舟足を見せていた。この時優勝した西山貴浩は、オールスターでは14号機が良いとのコメント。江口は行き足中心の出足型に調整したということだった。
通常であれば、出足に寄せると周り足が良くなる分、伸びは消えていく。だが、このモーターは伸びも良く全体的に上位級の仕上がりを見せており、年間通して芦屋を代表するモーターになれるかもしれない。
前節・中村尊が使用していた58号機。予選3日目5号艇で5着の勇み足があったが、節間を通して連対を外したのはこの1走のみ。行き足から伸びにかけての動きが目立っていた。石野貴之や菅章哉など伸び型を得意とするレーサーが引けばさらなる上積みも見られるかもしれない。
前節、新人の大島隆乃介が使用した23号機。最終日には2着2本と連対絡みの走りを見せた。まだA1レーサーが乗ったことがないモーターだが、バランスが取れており気配は良好。平均展示タイムでは6.76をマークし全体2位の成績だ。トップレーサーが調整をして、どこまでパワーを引き出すことができるのか期待したい。
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文●舟橋廉(SPREAD編集部)