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ZOZOマリンスタジアムでは千葉ロッテマリーンズ対オリックス・バファローズの首位攻防戦が行われる。ここまで19勝14敗1分けの2位・ロッテは、先週4勝1敗と好調。一方、ここまで21勝14敗1分けの首位・オリックスは先週1週間を3勝2敗1分けで終えた。今季の対戦成績はオリックスが3勝2敗という中で、今カードはどうなるか。
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■初の開幕1軍入りを果たした8年目
ロッテで注目したいのが、茶谷健太だ。
プロ8年目、移籍5年目の今季、自身初の開幕1軍入り。当初はベンチスタートの試合が続いたが、途中出場の中でも結果を残すと、5月は10試合中9試合(スタメン5試合)に出場し、20打数11安打の打率.550をマークしている。今季のオリックス戦も5試合で12打数6安打の打率.500の好相性。首位攻防戦の中でもシャープなバッティングを見せてくれるはずだ。
一方のオリックスでの注目が、頓宮裕真だ。プロ5年目の今季、開幕2軍スタートも、4月5日に1軍登録されてから徐々に出番を増やすと、5月は12試合中11試合(スタメン11試合)に出場し、41打数16安打の打率.390をマークしている。今季のロッテ戦は4試合で14打数7安打の打率.500の好相性。首位攻防戦の中でも豪快な一打を見せられるか。
ともに5月好調で好相性同士。ゲーム差1.0で迎えた首位攻防戦の中で「茶谷 vs. 頓宮」が試合の鍵を握る。
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提供●Baseball Times