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女子ゴルフの国内メジャー第1戦・ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ(茨城県・茨城ゴルフ倶楽部 西コース / 6780ヤード、パー72)は7日、最終ラウンドが行われ、吉田優利が3バーディ、4ボギーの73で回り、通算1オーバーでメジャー初優勝を飾った。
3打差4オーバー単独2位に申ジエ(韓国)が入った。
◆【実際の映像】吉田優利、メジャー初制覇決めた歓喜の瞬間 18番のパーパットを沈めた様子
■最後まで粘り強く戦った吉田
昨日までとは真逆の風に加え雨…。これまで3日間とはまったく異なるコンディションが選手たちを悩ませた最終日。
2位と2打差イーブンパー単独首位で出た吉田は、幸先よく1番バーディ発進。だが、ここから我慢のゴルフが始まる。6番パー3でこの日最初のボギー、9番パー4もボギーと1つ落として後半へ向かう。
雨脚が強まり、コンディションはさらに悪化。吉田は10番ボギー、12番で下りフックラインを読み切りバーディ。14番ではパーオンしながら3パットのボギーとしてしまう。
この間、ひたひたと首位に迫ってきたのが申だ。前半を2バーディ、2ボギーのイーブンで折り返し、10番ボギーとしたものの、11番、14番とバーディを積み重ね、吉田とは1打差で上がり3ホールへ。
ひと組前を行く申は、16番、17番とチャンスにつけながらバーディを奪えない。一方の吉田は15番、16番とパーを死守して迎えた17番パー5。3打目、会心のショットで1メートルにつける。これを見事に決めて差を2打に広げた。
最終18番、申はティーショットを左のバンカーに入れてしまい、3オン2パットのボギー。吉田は3打のリードを持って18番2打目へ。グリーン手前カラーまで運び、強気で打ったファーストパットはピン奥に外れるも、パーパットをきっちり沈め、満面の笑みで左手を2度高く突き上げた。グリーンサイドでは、辻村明志コーチ、先輩の上田桃子と笑顔でハグ、喜びを分かち合った。
吉田はメジャー初制覇、2021年ゴルフ5レディス以来、2年振りの通算3勝目。優勝スピーチでは、「約2年振りの優勝で、3勝目をメジャー大会で獲得することができて、とてもうれしいです」と、これまでの苦労はおくびにも出さず、さわやかに話した。
■主な上位選手最終順位
上位選手の主な最終順位は以下の通り。
優勝 / 1オーバー / 吉田優利2位 / 4オーバー / 申ジエ(韓国)3位タイ / 6オーバー / イ・ソミ(韓国)、小祝さくら、上田桃子、リ・ハナ(韓国)7位タイ / 7オーバー / 山下美夢有、佐久間朱莉9位 / 9オーバー / 永峰咲希
なお、ローアマは50位タイ、通算21オーバーで馬場咲希が獲得した。
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文●河野道久
#ワールドレディスサロンパスカップ🏆|#Round4#吉田優利(@YURI__YOLO)に歓喜の瞬間✨
大会2日目から首位の座を守り続け、国内メジャー初制覇🎉
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