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「FEDELTA presents RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」は29日、国立代々木競技場 第一体育館で開催され、第3試合「スダリオ剛 vs. ロッキー・マルティネス」はスダリオ剛が判定3-0で勝利を収めた。
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■試合巧者ぶりを披露し判定勝利
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スダリオ剛(C)RIZIN FF
元大相撲十両貴ノ富士・スダリオが、元UFCファイター・マルティネスとの重量級対決を制した。
日本ヘビー級の星・スダリオが、ベテランのマルティネスと激突。静かな立ち上がりとなったが、随所で両者ともに重い打撃を見せていく。1ラウンド後半はグラウンドでの攻防となるが、パウンドで存在感を発揮したスダリオがやや優勢か。
2ラウンドに入ってからもスダリオが打撃でリズムを作り、そのままテイクダウン。冷静に強烈な肘、横からの膝で相手の顔面を狙っていき、マルティネスを圧倒。最終ラウンドもスダリオがタックルからのテイクダウンを決め、自身のペースで試合を進める。このまま終始スダリオが攻め続けて試合終了。
マルティネスもなんとか耐えきったが、強打だけでなく今までにない試合巧者ぶりを披露したスダリオが判定3-0で勝利した。
試合後、マイクを取ったスダリオは「前回無様な負け方をしたので、プレッシャーは凄かったのですが、先月、子供が生まれ、お父さんになって初めての試合だったんですけど、かっこいい姿を見せられてよかったです」と語った。
スダリオは昨年大晦日「RIZIN.40」で剛腕ジュニア・タファに1ラウンド1分38秒KO負けを喫したが、その後に米国修行へ。元UFCヘビー級王者のフランシス・ガヌーともスパーリングを行うなど、MMAのトレーニングを強化していた。
スダリオはRIZIN9戦7勝(6KO)2敗とし、初の判定勝ちとなった。
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文●SPREAD編集部