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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平が26日(日本時間27日)、本拠地エンゼル・スタジアムのオークランド・アスレチックス戦で第6号本塁打を放つなど、5打数2安打3打点の活躍。今季も、アーチ量産に期待が膨らむ打撃を続けている。
◆【実際の映像】大谷翔平の打球“最速”はヤンキースタジアムでの187.8キロ弾丸アーチ
■MLB最速も毎年射程圏内に
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MLB今季の打球初速ランキング(4月27日現在)(C)MLB
近年、MLB中継で必ず目にするのが「打球初速」というキーワード。速ければ速いほど打球の勢いが強く、ヒットや長打になる可能性が高くなる。打者の力量を測るために欠かせない指標のひとつだ。
MLB公式「Baseball Savant」によると、今季の打球初速トップは、アトランタ・ブレーブスの主砲マット・オルソン。4月11日(同12日)のシンシナティ・レッズ戦で放った本塁打が118.6マイル(約190.8キロ)を計測。2位がシカゴ・ホワイトソックスの元プロスペクト、ジェイク・バーガー。3位にはニューヨーク・ヤンキースの“怪力”ジャンカルロ・スタントンと続く。
4位には、大谷翔平が18日(同19日)にヤンキースタジアム100周年試合で放った、メモリアルな1発がランクイン。相手先発クラーク・シュミットのスウィーパーを強振した弾丸ライナーが、116.7マイル(約187.8キロ)を記録している。
ちなみに、大谷翔平の自己最速は、昨季マークした119.1マイル(約191.6キロ)。今季で言えば”MLB最速”にあたる。あくまでデータの一部に過ぎないが、日本人打者がメジャーリーガーのトップレベルに到達した証とも言えるのだ。
◆大谷翔平、3試合ぶり167キロ6号2ランに「センターへ一直線だ」と実況も絶叫 藤浪晋太郎撃ちも披露しエ軍快勝
◆吉田正尚、今季4号は右中間への126メートル弾 チーム敗戦も7試合連続安打で好調ぶりアピール
◆菊池雄星、快進撃 6回無失点で開幕から無傷の4連勝 ハーラー2位タイ
文●SPREAD編集部
Broadway Sho. pic.twitter.com/6Dih9QGTV1
— MLB (@MLB) April 18, 2023