【皐月賞/馬場情報】芝「重」、クッション値「やや軟らかめ」 21年エフフォーリアに類似の“消耗戦”か | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【皐月賞/馬場情報】芝「重」、クッション値「やや軟らかめ」 21年エフフォーリアに類似の“消耗戦”か

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【皐月賞/馬場情報】芝「重」、クッション値「やや軟らかめ」 21年エフフォーリアに類似の“消耗戦”か
  • 【皐月賞/馬場情報】芝「重」、クッション値「やや軟らかめ」 21年エフフォーリアに類似の“消耗戦”か

第83回皐月賞(GI、芝2000m)が行われる中山競馬場の馬場情報が16日、JRAより発表された。中山は芝「重」、ダート「不良」でスタート。

芝のクッション値は「8.0/標準-やや軟らかめ」、芝の含水率はゴール前14.9%、4コーナー14.4%と計測された。土曜は芝のクッション値「9.3/標準」、芝の含水率はゴール前8.2%、4コーナー10.8%。前日から降り続いた雨の影響が出ている。

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■今年は前傾ラップの消耗戦か

土曜中山は朝の測定時刻まで雨は降らず芝「良」でスタートしたが、その後は降雨の影響で馬場は次第に悪化し、7R以降は「重」で行われた。皐月賞と同コースの9R・山藤賞(スズカハービン)の勝ち時計は2分04秒2と、例年より3、4秒遅い。

山藤賞は前がハイペースで飛ばしたこともあるが、前半3F36秒3-後半3F38秒0と、落差2秒近い前傾ラップ。これを勝ち馬は1枠発走から4角マクリ気味に大外へ持ち出し、最後は叩き合いを制した。

土曜中山芝は4鞍施行され、1枠が2勝2着2回。しかし、8R・4歳上2勝クラスの芝1200m以外はいずれも直線は馬場の外めを通った馬が上位を賑わせ、8枠も3着3回と、基本的には「外差し」と判断すべきだが、直線一気が届く印象はない。

2021年の皐月賞(エフフォーリア)は稍重で芝のクッション値「7.9/やや軟らかめ」、含水率は14.0%超。勝ち時計2分00秒6と時計を要し、前半3F36秒3-後半3F37秒0のタフな競馬となったが、今年も類似の消耗戦となる可能性がある。

16日午前に計測された中山芝・ダートの含水率、芝のクッション値は以下のとおり。

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2023年皐月賞(4月16日)含水率┗ゴール前=芝14.9%|ダ13.6%┗4コーナー=芝14.4%|ダ14.1%芝のクッション値=8.0[標準-やや軟らかめ]

2022年皐月賞(4月17日)含水率┗ゴール前=芝12.2%|ダ10.4%┗4コーナー=芝13.6%|ダ11.4%芝のクッション値=9.2[標準]

2021年皐月賞(4月18日)含水率┗ゴール前=芝14.3%|ダ16.5%┗4コーナー=芝14.8%|ダ17.9%芝のクッション値=7.9[やや軟らかめ]

文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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