【プレミアリーグ】三笘薫、今度はヘディングで決勝弾 公式戦3戦連発で「アーセナルが獲得に乗り出す」と英メディア予想 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【プレミアリーグ】三笘薫、今度はヘディングで決勝弾 公式戦3戦連発で「アーセナルが獲得に乗り出す」と英メディア予想

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【プレミアリーグ】三笘薫、今度はヘディングで決勝弾 公式戦3戦連発で「アーセナルが獲得に乗り出す」と英メディア予想
  • 【プレミアリーグ】三笘薫、今度はヘディングで決勝弾 公式戦3戦連発で「アーセナルが獲得に乗り出す」と英メディア予想

イングランド・プレミアリーグ第22節が現地4日、各地で行われた。ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫はホームでのボーンマス戦に先発出場し、試合終了間際にヘディング弾を叩き込んだ。

試合はこのゴールが決勝点となり、ブライトンが1-0で勝利した。三笘は1月29日のFA杯・リバプール戦で話題となった芸術ゴールに続く一撃で、公式戦3戦連発となった。直近のリーグ戦に限っても5試合4得点と量産態勢に入っている。英メディアが試合の様子を報じている。

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■指揮官「常に1ゴール期待できる」

0-0で迎えた後半42分。左サイドからのクロスに対し、ニアで合わせた三笘。少し下がりながらの難しいヘディングとなったが、放たれたシュートは相手GKの手をかすめてネットに吸い込まれた。

三笘はこれで今季公式戦7得点となり、そのうち4点が決勝ゴール。勝利への貢献度は際立っており、ロベルト・デ・ゼルビ監督も「彼はいつでも得点できる選手だ。(交代させて)休ませたかったが、代役を立てることはできない。なぜなら常に1ゴールは期待できるからだ」と称賛した。

世界最強リーグの中でも存在感を発揮し始めた三笘。英メディアも賛辞を惜しまず、『sky sports』は「ミトマは見ていてとても楽しい。エネルギーの塊。容赦がない。相手のボーンマスも彼が脅威であることは分かっていたので、徹底マークした。しかし、残念なことにミトマは頭で罰を与えることもできるのだ。彼の身長は170センチほどしかない。なんて選手なんだ!」とコメントした。

■「ビッグクラブに追われることになる」

また、活躍が続いていることで、去就にも注目が集まり始めている。英紙『デーリー・メール』は「成果をあげている彼は必然的にビッグクラブから追われることになる」と指摘。同紙によると、デ・ゼルビ監督は「ミトマは偉大な素晴らしい選手になれるだろうし、すでに我々にとって非常に重要な選手である。このような選手の監督を務めることは光栄なことだ」と話したが、ブライトンが来季以降も三笘を確保できるかどうか問われると「分からない。来季のことは考えられない。いずれ分かることだ」と言葉少なだった。

現地複数メディアは、現在プレミアリーグで首位を走るアーセナルが三笘に興味を持っていると伝えており、『ザ・サン』紙は「アーセナルはカオル・ミトマの獲得に乗り出すだろうが、今夏に3500万ポンド(約56億円)を支払う必要がある」とし、移籍金についても予想した。同紙は「アーセナルのミケル・アルテタ監督は攻撃を強化することに熱心で、ミトマに関しては、アーセナルが今冬の市場で獲得を目指したにもかかわらず、最終的にチェルシーと契約したミハイロ・ムドリク(ウクライナ代表FW)に似たスタイルの選手として見ているだろう」と記した。

アーセナルへの移籍が実現した場合、日本代表DF冨安健洋と同僚ということになる。日本人選手がビッグクラブでプレーし、リーグ戦や欧州チャンピオンズリーグで躍動するということが、もはや驚きではない時代に突入したようだ。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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