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大相撲史上最多の45度の優勝を誇り、2021年の秋場所後に現役引退した第69代横綱元白鵬・宮城野親方の襲名を記念した「宮城野襲名披露パーティー」 が28日に都内にて行われた。
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■海外進出も視野に入れる
同パーティーは昨年9月30日に現役引退した宮城野親方が、お世話になった人々に「宮城野」の襲名とともに感謝を伝える場として開催されたもの。会場にはかねてから親交があるロックバンド「X JAPAN」のリーダー、YOSHIKIさんが駆け付けた。
この日両国国技館で“元横綱白鵬”としての引退相撲を行った宮城野親方は、「襲名して横綱は引退しましたが、新米親方として頑張っていかなくてはいけない」とコメント。
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タキシードに身を包んだ元横綱・白鵬、宮城野親方 撮影:SPREAD編集部
また、宮城野親方とは横綱になる前からの仲だというYOSHIKIさんは、「素晴らしい門出に立ち会えて感謝しています。人の髪の毛を切ったのが人生初めてです。今僕はツアー中なんですが、奇跡的にスケジュールが空いてました」と語る。
また、「(出会った時は)もう少し痩せてましたよね?」と問うと、宮城野親方は「当時は番付も下でしたね。YOSHIKIさんはこう見ても酒が強いんですよ」とに飲み比べしたエピソードを披露。
宮城野親方としての新しい挑戦にYOSHIKIさんは「親方は以前から相撲界を大きな視点で見ていたので、これから角界を引っ張っていく存在として期待しています」とエールを送った。
また、宮城野親方は今後について世界進出も視野に入れるといい、「我々が世界に巡業じゃないけど、浸透させていけばもっと大相撲が好きになってもらえる。そういう親方になれればいい」と未来の角界への責任を口にした。
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文●SPREAD編集部