【ボクシング】「世界初の2階級4団体統一を目指す」井上尚弥、バンタム級4団体王者のベルト返上 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ボクシング】「世界初の2階級4団体統一を目指す」井上尚弥、バンタム級4団体王者のベルト返上

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【ボクシング】「世界初の2階級4団体統一を目指す」井上尚弥、バンタム級4団体王者のベルト返上
  • 【ボクシング】「世界初の2階級4団体統一を目指す」井上尚弥、バンタム級4団体王者のベルト返上

WBA、WBC、IBF、WBO世界バンタム級4団体統一王者の井上尚弥が13日、横浜市で記者会見を行い、今年の活動内容を発表。バンタム級4団体王者のベルトを返上し、スーパーバンタム級への転向を表明した。

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■「ベルトに執着することなく次に進む」

会見で井上は4団体のタイトルマッチを振り返り、「すべて思い出に残るベルト。2023年はスーパーバンタム級への挑戦をしていきたい。本来の体格ではバンタム級が一番適正だと思うが思い残したことはないし戦いたい相手もいない。スーパーバンタム級への挑戦を決意しました」と語り、さらに今後の目標として「世界初の2階級4団体統一を目指します」と語気を強めた。

井上は昨年12月13日にポール・バトラー(イギリス)と対戦し11回1分9秒でTKO勝ちを収め、悲願の4団体統一に成功。わずか1カ月後に返上となる早期決断について、井上は「ベルトは自分にとっては宝物ですが、ベルトに執着することなく次に進みたいと思いこの時期にしました」とした。

また、スーパーバンタム級へ階級を上げることについて「1.8キロアップは(自分にとっては)プラスになる。減量が正直厳しくなっていて、より安定したボクシングができるのでは、と思う。ただ、相手の身体も強くなってくると思うのでプラマイ0かな」とし、「スーパーバンタム級はタレント揃いなのでどの選手と戦っても楽しいと思う。今パッと浮かぶのは4選手。今、交渉中なので名前は差し控えたい」と語った。

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文●工藤愛梨(SPREAD編集部)

《SPREAD》
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