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米メジャーリーグ機構(MLB)は28日(日本時間29日)、今季もっとも活躍した指名打者(DH)に贈られる「エドガー・マルティネス賞」にロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平を選出した。大谷が今季、主要表彰を受けるのは、これが初めて。
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■オルティス以来の連続受賞
大谷は今季打率.273、34本塁打、95打点、11盗塁を記録。しかし、ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジがアメリカン・リーグ記録となる62本のホームランを記録したこともあり、ことごとく賞タイムに見放されて来た。
大谷の同賞受賞は2年連続。この連続受賞は、2003年から08年までボストン・レッドソックスのデービッド・オルティスが5年連続で獲得して以来のこと。
1973年に制定された最優秀指名打者賞は、2004年からはシアトル・マリナーズで活躍したマルティネスにちなみ、名称が変更となった。マルティネスはMLB初のDH専任打者として認められており、同賞を5回獲得した初めての打者。マルティネスの背番号11は、マリナーズではケン・グリフィーJr.に続き2人目の永久欠番に指定され、2019年には野球殿堂入りを果たしている。オルティスも2022年に殿堂入り。
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文●SPREAD編集部