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FIFAワールドカップカタール2022・グループE第2節が27日に行われ、FIFAランキング24位日本は同31位のコスタリカと対戦。0-1で敗れ、1勝1敗で勝ち点を伸ばすことができなかった。
◆本田圭佑は冷静「全然ガッカリしてない」「下馬評では予選敗退だったんで」
■後半に三笘、伊東ら投入したが攻撃が停滞
初戦にドイツ相手に逆転勝ちを収め2戦目を迎えた日本。森保一監督は堂安律、守田英正、上田綺世らを先発メンバーに起用し、初戦スペインに大敗したコスタリカに挑んだ。
日本は序盤からボールを持つ時間が増えるが、最終ラインを4枚から5枚に可変して対応するコスタリカの守備にてこずり決定機を作るには至らない。コスタリカにボールを持たれる時間も増え、前半をスコアレスで折り返す。
日本は後半開始時にW杯初出場の伊藤洋輝と、ドイツ戦で決勝点を奪った浅野拓磨を投入。開始直後に守田が積極的に前に飛び出し左足で狙うが、GKナバスに防がれる。
日本は後半15分、遠藤航の突破にコスタリカDFがペナルティエリア前でファウル。ゴール前でFKのチャンスを得る。しかし、相馬勇紀のキックはゴールを捉えることができない。
流れを変えたい日本は三笘薫を投入し、相馬を右へスライド。さらに、堂安に替えて伊東純也をピッチに送り込み、ドイツ戦同様に攻撃的な選手を増やしてコスタリカを崩しにかかる。
後半24分に伊東が相手DFと入れ替わりゴール前に侵入を試みるが、コスタリカにファウルで止められる。再び得たFKだが、鎌田大地のキックは壁に当たりまたもチャンスを逃す。
後半35分、コスタリカに中盤でのミスを拾われると、ケイセル・フレールに左足で狙われる。GK権田修一はボールに触ったものの、そのままネットを揺らしコスタリカが先制する。
日本は最後のカードとして南野拓実を投入。終盤には三笘が左からコスタリカ守備陣をえぐるが、ゴール前の混戦はGKナバスの堅守に防がれる。
試合は0-1で終了し、日本は1勝1敗で勝ち点を3から伸ばせず。次節は日本時間12月2日にスペインと対戦する。
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文●SPREAD編集部