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首位に立つ福岡ソフトバンク・ホークスと5位・千葉ロッテ・マリーンズはPayPayドームでの4連戦に挑む。
ソフトバンクは優勝マジック7点灯中も2位・オリックスに0.5ゲーム差という中で迎える“負けられない”レギュラーシーズン最後の本拠地カードとなる。
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■優勝とAクラスを狙う両チームの4連戦
ソフトバンクでの期待は、プロ15年目の中村晃だ。今季ここまで105試合に出場して打率.258、5本塁打、44打点。決して目立つ成績ではないが、9月に入ってから一気に調子を上げており、計14試合で月間打率.378(37打数14安打)をマーク。そして対戦別成績ではリーグ内で最も相性が良く、今季対戦15試合で打率.423(52打数22安打)を誇っている。直近20日の日本ハム戦でも3安打の活躍を披露。今回の4連戦でも打線のキーマンになる。
対するロッテの期待は、プロ4年目の山口航輝だ。昨季は自身初の開幕1軍入りから78試合で打率.207、9本塁打、20打点。そして今季はここまで94試合で打率.249、14本塁打、52打点。「7番ライト」で出場した22日のオリックス戦で4打数4安打3本塁打の大暴れで、球団では落合博満以来40年ぶり1試合8打点をマークした。今季のソフトバンク戦は14試合で打率.133、4打点、本塁打なしと結果を残せていないが、首位チーム相手に“覚醒した姿”を見せられるか。
ソフトバンクは今季残り9試合、ロッテは残り8試合。優勝とAクラスを狙う両チームの4連戦の中で「中村 vs. 山口」、好調の2人の打席に注目したい。
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記事提供:ベースボール・タイムズデータ提供:野球DB