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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は30日(日本時間31日)、本拠地でのテキサス・レンジャーズ戦に「1番DH」でスタメン出場。レンジャーズに2点を先制された3回裏、ノーアウトランナー一、二塁という場面で、2打席目が回ってきた大谷は2球目のチェンジアップを捉え、右中間スタンドに突き刺さる逆転の第22号3ランを放った。
◆【実際の映像】大谷翔平、試合をひっくり返す22号逆転3ランに本拠地ファン総立ち
試合はその後、レンジャーズに再び勝ち越されるも、エンゼルスは8回にデビッド・フレッチャーとルイス・レンヒフォのタイムリー二塁打などで一挙5点を奪い、9―7で久々に劇的な勝利を挙げた。大谷は8回の第5打席で今季10個目の申告敬遠を受け、これはリーグ最多。打撃成績は4打数1安打3打点1四球だった。
■「ユニコーンは知っていた」と確信歩きを紹介
4試合ぶりのホームランは、試合をひっくり返す値千金の一発。大谷が2点ビハインドの場面で放った第22号は、打球速度108.3マイル(約174キロ)、距離424フィート(約129メートル)の超特大弾。
この一発に『バリースポーツ・ウェスト』のレポーター、エリカ・ウェストンはツイッターで、「なんてことから、ショーヘイがボールを破壊した!」とその打球音に驚き、『ジ・アスレチック』の元記者のブレント・マグワイアは、「ショーヘイは文字通りユニコーンだ」とあまり威力に呆然。続けて「ショーは分かっていた」と、打った瞬間に確信する大谷の映像を紹介。
『ロサンゼルス・タイムズ』のサラ・バレンズエラ記者は、「ショーヘイ・オオタニはボール破壊者だ」と形容。その威力の凄まじさを目撃した現地記者たちは一様に仰天した。
◆なぜ大谷翔平は「世紀の野球選手」なのか 米メディアが“二刀流経験者”による評価を交えて考察
◆スーパースターたちの間でMVP論争勃発 大谷翔平かアーロン・ジャッジか 割れる意見
文●澤 良憲(Yoshi Sawa)
Sho knew. pic.twitter.com/s2mMC5NaIf
— Brent Maguire (@bmags94) July 31, 2022