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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は29日(日本時間30日)、本拠地でのシカゴ・ホワイトソックス戦に「3番DH・投手」で先発出場。6回途中5安打11奪三振1四球無失点の快投で、勝利投手の権利を得て降板した。
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■2戦連続2桁K、3戦連続無失点
前日に3打数3安打1本塁打2打点の活躍を見せた大谷が、この日は先発マウンドに立ちチームを鼓舞している。
初回は先頭打者にいきなり安打を許したが、2者連続奪三振。続く4番ホセ・アブレイユの右前打と暴投で2死二、三塁のピンチを迎えたが、5番ギャビン・シーツからも三振を奪い切り抜けた。直後にマイク・トラウトの適時打などで2点の援護を受けると、2、3回はともに三者凡退と好投。3回までに早くも6奪三振をマークした。
4回は2者連続安打で無死一、二塁のピンチを迎えるが、大崩れせずに無失点継続。ファウルで粘られる場面も目立ったが、我慢強くストライクゾーンを攻め続けた。その後も失点を許さず、6回2死一塁の場面で自身4連勝、今季7勝目となる勝利投手の権利を得たまま降板。本拠地ファンはスタンディングオベーションで大谷に声援を送った。
大谷は5回2/3を投げ、毎回の11奪三振、無失点。108球(ストライク74球)を投げ最速は101マイル(約162.5キロ)、防御率は2.68となった。2試合連続今季5度目の2桁奪三振、3試合連続の無失点投球で6月の最終登板を締めくくった。
試合は6回表終了時点で、エンゼルスが2-0とリードしている。
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文・SPREAD編集部
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— Bally Sports West (@BallySportWest) June 30, 2022