
ロサンゼルス・エンゼルスは1日(日本時間2日)、本拠地エンゼル・スタジアムでオークランド・アスレチックス4連戦の最終戦を迎える。
当初、大谷翔平が先発登板の予定だったが、7月28日(同29日)のコロラド・ロッキーズ戦の試合中にファウルボールが右手親指に直撃し登板を回避。投打二刀流はお預けとなったが、引き続き、打者・大谷が楽しませてくれそうだ。
前日の試合では3回1死一、二塁の場面で、両軍唯一の得点となるレフトへのタイムリーツーベースを放つなど4打数1安打1打点の活躍。大谷のタイムリーが、エンゼルスとしては3年ぶりとなる1-0勝利の決勝点となった。
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■二塁打を打てば本塁打を打つ
現在、ア・リーグの打撃ランキングでブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)と熾烈なタイトル争いを繰り広げている大谷。37本塁打は2位のゲレーロJr.に4本差で単独トップ、82打点はトップのゲレーロJr.に1打点差の2位タイにつけており、打撃2冠を射程に入れている。
昨日、今季23本目の二塁打を打った大谷の長打率.682は、ゲレーロJr.の.654を上回る両リーグトップ。大谷は今季ここまで98試合に出場し、21試合で二塁打または三塁打を打っている。このうち当日または翌試合に本塁打を放ったのは13試合あり、6割超の確率で本塁打が出ている。後半戦初アーチとなる34号を放った7月25日(同26日)の前日にも、2本の二塁打を放っていた。
昨日の試合で打球速度110.6マイル(約178キロ)の弾丸ツーベースを放っているだけに、今日のアスレチック戦で4試合ぶり38号が出る可能性は十分だ。
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試合情報
エンゼルス-アスレチックス試合開始:日本時間8月2日(月)5:07中継情報:AbemaTV、スカパー! Jsports
文・SPREAD編集部