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サッカーの南米選手権(コパ・アメリカ)が13日、ブラジルで開幕した。1次リーグB組では地元ブラジルが登場し、FWネイマール(パリ・サンジェルマン)の1得点1アシストの活躍もありベネズエラを3-0で撃破した。
1次リーグA組のアルゼンチンはFWメッシ(バルセロナ)がFKを決めたものの1-1でチリと引き分けた。
◆【動画】ネイマールのキレキレのドリブルで1ゴール1アシストの活躍
■ベネズエラなどから陽性者
欧州選手権(ユーロ)に続き、サッカー界のビッグイベント、南米選手権が開幕した。今大会は当初、アルゼンチンとコロンビアによる共同開催の予定だったが、新型コロナの感染拡大により共催を断念。先月31日になって急きょブラジルでの代替開催が決まった。
しかし、ブラジル代表の選手・スタッフがコロナ禍にある母国での開催に否定的な声明を出すなど、ボイコットを含めて予断を許さない状況にあった。さらに、開幕直前の12日になってベネズエラから8人の新型コロナ陽性者が出た。
慌てて新たに15人を招集し試合に臨んだが、今度はボリビアやコロンビアからも陽性判定が出ているという。大会前、メッシが「感染のリスクは誰にでもある。心配している」と口にしていたが、その不安が現実となって大会を覆っている。ネイマールとメッシという2大スターのゴールで華々しく開幕したが、果たして7月10日の決勝まで無事にたどりつけるのだろうか。
■ネイマールの東京五輪参加はなし?
また、ネイマールの東京五輪参加はなくなったようだ。ブラジルサッカー連盟はオーバーエイジ枠でのU-24ブラジル代表入りを模索していたが、米メディア『ESPN』(ブラジル版)によると、所属するパリ・サンジェルマンが東京五輪への派遣を拒否したという。
そもそも、五輪は国際サッカー連盟(FIFA)が定める国際Aマッチデーの期間外に行われるため、各国協会に選手の拘束力はない。そのため、クラブの同意がなければ代表チームに参加させることは不可能。フランスでのリーグ戦を終えてすぐに南米選手権を戦い、さらに8月と9月にはカタールW杯南米予選も控えている状況で、7月下旬からの東京五輪にも参戦するとなるとオフ返上の超過密スケジュールとなる。パリ・サンジェルマンからすれば、エースのネイマールにはしっかりとオフを取ってもらい、2021-22シーズンのリーグ戦開幕に備えてもらいたいと思うのは当然のこと。ブラジルサッカー連盟も争う姿勢は示していないというから、初めからダメもとの依頼だったのだろう。
ネイマールというスーパースターの来日は見送られる公算が高くなったが、日本のサッカーファンの多くも想定内だったようで、SNSでは「当たり前」「パリ・サンジェルマンは正しい」という声が上がっていた。
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文・SPREAD編集部