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サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手は3日(日本時間4日)、本拠地でのニューヨーク・メッツ戦に先発し、6回途中4安打2失点で6勝目を挙げた。防御率は2.25。チームは4-3で勝利し、連敗を4で止めた。
この試合でダルビッシュは、松坂大輔と岩隈久志に並ぶ、日米通算170勝(NPB93勝、MLB77勝)を達成。投球だけでなく、バットでも2安打を放つなど投打で存在感を見せつけた格好となったが、この活躍には古巣であるシカゴ・カブスの番記者も思わず“嘆きのコメント”をSNSに投稿している。
【動画】打った本人が一番驚く珍しい事態に……ダルビッシュが鮮やかなバスターで放った二塁打
■「ダルビッシュのことはもう考えない…けど…」
この日の勝利で対メッツ戦6試合に登板し、3勝無敗と相性の良さを発揮したダルビッシュだが、“メッツキラー”ぶりは投球だけにとどまらなかった。
打席でも2回に左前打、4回に右翼線への二塁打を放ち、自身メジャーでは2度目のマルチ安打を記録したが、前回マルチ安打を記録したのも19年6月のメッツ戦であった。通算の対戦打率は.455となっている。
この活躍を受けて、米メディア「Bleacher Nation」でカブスの番記者を務めるマイケル・セラミ氏は自身のTwitterに「ダルビッシュのことはもう考えない……けど、ダルビッシュのことが恋しい」と“嘆き節”をつづった。悔しさを表現する「Dammit」という単語が添えられているあたり、新天地で躍動するダルビッシュへの思いはひとしおのようだ。
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文・SPREAD編集部
打った本人が一番驚く珍しい事態に……ダルビッシュが鮮やかなバスターで放った二塁打
No one is more surprised than Darvish on his double. □ pic.twitter.com/iZm37zoFDA
— Rob Friedman (@PitchingNinja) June 4, 2021