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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地アナハイムで行われたミネソタ・ツインズとのダブルヘッダー第2試合に「2番・DH」で出場したが、3打席連続三振に終わった。試合は3-6でエンゼルスが敗れた。大谷が欠場したダブルヘッダーの第1試合は、7-1でエンゼルスが勝利した。なお、このダブルヘッダーは7イニング制で行われた。
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■43試合目で今季初の欠場
「久しぶりに休みを与えたかった」と、第1試合のスタメンから大谷を外した理由を語ったジョー・マドン監督。大谷は相手先発の左腕ソープに対して過去2打数無安打で、相性を考えての決断でもあった。これまで投打を含めて開幕から全試合に出場していたが、43試合目で今季初の欠場となった。
第2試合は、当初の予定通り「2番・DH」で先発した大谷。米放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」は「オオタニが戻って来た」と伝え、第1試合で途中出場だったウォルシュが、大谷とともに第2試合の先発に名前を連ねたことを報じる米メディアもあった。
休養を与えられ第2試合に臨んだ大谷だったが、相手の先発右腕バリオスのカーブにタイミングが合わない。初回の第1打席は、137キロ内角低めのカーブに空振り三振。3回の先頭で迎えた第2打席も136キロのカーブで空振り三振に倒れた。いずれの打席もファストボール系の球を見逃し、最後はカーブで仕留められるという展開だった。第3打席は左腕のロジャースとの対戦となったが、ここでも外角スライダーにバットは空を切り、空振りの三振に終わった。
■連続試合安打は6でストップ
まさかの3打席連続の三振に終わった大谷。連続試合安打も6でとまり、チームは3-6で敗れてダブルヘッダー連勝とはならなかった。
MLB公式サイトは、マドン監督の「オオタニが投打でやっていることに干渉しない」というコメントを紹介し、今後も二刀流での起用を続けていく可能性が高いと指摘。ただ、指揮官は同時に「(状態が悪化すれば)もちろん予定を変更するつもりだ」と、様子を見ていくことを付け加えていた。
1試合低調に終わっただけだが、「二刀流」続行のためにも次戦以降のパフォーマンスに期待が集まる。
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文・SPREAD編集部
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