男子テニスの西岡良仁選手が4月29日にツイッターを更新。新型コロナウイルス感染防止のため外出自粛を続けるファンに向けたビデオメッセージに参加したことを報告した。
ビデオメッセージは16競技24人のアスリートが集まり、この困難を乗り越えて強く生きようと前向きな言葉を紡いでいく。
西岡選手は「今全世界で大変な状況ですが、僕達異種競技の人達が集まった様に、業種人種も関係なく助け合っていきましょう」と協力することの大切さを説く。
「アスリートの僕達からも皆様にパワーを与えられる様頑張ります。こうやって異種競技の人達と繋がれるの嬉しいですね笑」
この状況が終息したときには最大限のパフォーマンスを
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(c)Getty Images
今シーズンの西岡選手は夏に予定されていた東京五輪出場に向け、世界ランク56位以内を目標に掲げてきた。全豪オープンで自身初のグランドスラム3回戦進出を達成し、2月のデルレイビーチ・オープンでは準優勝。
自身2度目のツアー優勝は逃したもののランキングを自己最高の48位まで上げた。五輪出場圏内に飛び込んだ西岡選手だが、テニスツアーは3月から新型コロナウイルス感染拡大のため中断が続く。
目標にしてきた今夏の東京五輪も2021年への延期が決まった。
今回のビデオメッセージでは「様々な大会が延期や中止となり、厳しいトレーニングを積んできたアスリートにとって複雑な思いで過ごす日々が続いています。しかし、いまは前を向き、見えないウイルスという敵と戦うことが大事で、この状況が終息したときには最大限のパフォーマンスをみせることがアスリートの務めだと感じています」と、アフターコロナに向けた力強い言葉もあった。
16競技24人が集まりました。
今全世界で大変な状況ですが、僕達異種競技の人達が集まった様に、業種人種も関係なく助け合っていきましょう。アスリートの僕達からも皆様にパワーを与えられる様頑張ります。こうやって異種競技の人達と繋がれるの嬉しいですね笑#staystrong #強く生きよう #アスリート pic.twitter.com/CRepOHxI3Y— YOSHIHITO NISHIOKA (@yoshihitotennis) April 29, 2020
出演選手(出演順)
山本由伸投手(野球)
藤田慶和選手(ラグビー)
古江彩佳選手(ゴルフ)
米田大輔選手(BMX)
西岡良仁選手(テニス)
大橋悠依選手(競泳)
砂間敬太選手(競泳)
荒井陸選手(水球)
野瀬将平選手(バレーボール)
永井葉月選手(ホッケー)
甲斐野央投手(野球)
加藤未渚実選手(フットサル)
ダニエル太郎選手(テニス)
芦田創選手(パラ陸上)
栗原嵩選手(アメリカンフットボール)
中村輪夢選手(BMX)
合谷和弘選手(ラグビー)
青木翔選手(ゴルフ)
岩渕幸洋選手(パラ卓球)
田渡凌選手(バスケットボール)
松井千士選手(ラグビー)
高田茉莉亜選手(馬場馬術)
小川慶治朗選手(サッカー)
中村錬選手(テニス)