鼠蹊部の負傷で欠場中の八村塁選手に復帰の目処が立った。
12月16日のデトロイト・ピストンズ戦で負傷して以来、戦線を離脱していた八村選手だが、ワシントン・ウィザーズのスコット・ブルックスHC(ヘッドコーチ)は、2月1日のブルックリン・ネッツ戦で復帰することが濃厚と発表した。
出場時間は未定だが出番を与える予定
NBAドラフトで日本人初の1巡目指名を受けた八村選手は、開幕から全試合に出場し1試合平均13.9得点、5.8リバウンド、1.6アシストを記録し順調なルーキーイヤーを送っていた。
だがピストンズ戦でリバウンドを争った際に味方と接触。負傷退場してからは1度も試合に出ていない。
ブルックスHCは「すぐスタメンで出場するかは分からない」とした上で、ネッツ戦から出場できる可能性が高いとコメントした。
「何分くらいの出場になるかも分からないが、調整がこのまま順調に進めば復帰するだろう。ポジティブなニュースだ。明日練習があるのでより詳しく分かるだろう」
最初から2月1日に復帰させるプランだったのかという問いには、「そんなことはない。調整しながらどんどんハードルをクリアしていった。長く練習から離れていたのでゲーム勘や、コンディションの心配はあるけれどここ2週間どんどん状態が良くなってきた」と答えている。
八村選手は、NBAオールスター期間中に開催される若手のオールスター『ライジング・スターズ・チャレンジ』に選出される可能性もある。ブルックスHCは出場させる方向で調整しているようだ。
「順調にいけば欠場させる考えはない。選ばれるといいね。ふさわしい数字を残してる」
ウィザーズ、今日はシャーロット ホーネッツ戦。試合前、スコット ブルックスHCから朗報!現地2月1日のブルックリン戦で八村塁選手の実戦復帰濃厚!#repthedistrict pic.twitter.com/D3KVMOM1zg
— ワシントン バスケットボール (@washwizardsjp) January 30, 2020