福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手が12月25日にインスタグラムを更新。SOS子どもの村福岡で寄付の贈呈式に参加した様子を投稿した。
柳田選手は寄付の目録を手渡す様子と、子供たちにプレゼントを手渡ししている写真を公開。壁には子供たちによる「ギータ! ありがとう」のメッセージも見られる。
子どもたちの笑顔に柳田選手も「元気な顔が見れて良かったです!」と喜んだ。
子どもたちへの寄付はモチベーションになる
SOS子供の村は「すべての子どもに愛ある家庭を」をスローガンに、実の親からの保護や養育を受けられない子どもたちを愛情あふれる家庭環境で養育する活動や、実家族と暮らせなくなる危機にある子どもとその家族のための活動を行っている。
同施設に柳田選手が寄付をするのは昨年に続いて2年連続。柳田選手はホームラン1本につき30万円の寄付をすると発表していた。
昨シーズン開幕前には球団を通じ、子どもたちのために寄付することは自分のモチベーションにもなるとコメントした。
「SOS子どもの村JAPANさんが支援されている子どもたちの中には、経済的な理由が原因で、部活や習い事、芸術鑑賞や進学に対して消極的になってしまっている子も少なくないと聞き、この取り組みをやりたいと思うようになりました。
ホームランを打つことと子どもたちへの支援を連動させることで、僕自身の大きなモチベーションにもなりますし、この取り組みが、子どもたちの未来を支える助けになるのであれば、本当に嬉しいことです」
【プレスリリース】柳田悠岐選手による成績連動型寄付について 柳田悠岐選手がホームラン1本につき30万円を特定非営利活動法人SOS 子どもの村JAPANに寄付いたします。https://t.co/lvFhTYslsA#sbhawks pic.twitter.com/q8LmkMj8WR
— 福岡ソフトバンクホークス(公式) (@HAWKS_official) March 29, 2018
7年契約で事実上の生涯ホークス宣言
柳田選手は25日に球団事務所で契約更改に臨んだ。3年契約の2年目だった今季はケガで長期離脱。出場38試合で打率.289、7本塁打、23打点という不本意な結果に終わったが、万全の状態なら日本を代表する強打者だ。
柳田選手は現状維持の年俸5億7000万円プラス出来高で更改。来季が3年契約の3年目だったが契約を見直し、新たに7年契約を結んだ。4年目が終わった2023年オフに残り3年間の内容を見直す。
当初の予定では2020年に海外FA権を取得する見込みで3年契約にしたが、今季の出場試合数が少なかったため最短でもFA権の取得が2021年に延びた。メジャーリーグ挑戦も注目された柳田選手だが、会見では「そういう運命かな。ケガしたのにここまで評価していただいて、感謝しかありません」と話した。