フィギュアスケートのグランプリファイナルが12月5日にイタリア・トリノで開幕した。男子シングルではショートプログラムが行われ、ネイサン・チェン選手が首位に立った。
チェン選手はショートで自己ベストを更新する110.38点を出したあと、「これほど高い点数を大会で出したのは初めてで興奮しています」と喜んだ。
スコアには満足も「改善できることはたくさんある」
チェン選手は4回転ルッツ、トリプルアクセルなど難度の高いジャンプを組み合わせた演技構成に挑み、ジャンプ以外の要素でも高得点を獲得。97.43点で2位の羽生結弦選手を大きくリードした。
自身のスケートについてチェン選手は「スコアにとても満足しています」と話す一方で、「改善できることはたくさんあります。ルッツには満足していますが、アクセルで少しグラつきました」とさらに上のレベルを目指す。
7日に行われるフリーに向けては「どのようなものになるかは分からない。2日間の調整期間があるので、考える必要があります」と話した。
Big smiles for #TeamUSA after the first day of competition at #GPFTurin2019
Full recap.
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— U.S. Figure Skating (@USFigureSkating) December 5, 2019