平野歩夢、新たな体制「TEAM FALKEN」で東京五輪を見据える スケートボードへの挑戦と突き当たった壁 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

平野歩夢、新たな体制「TEAM FALKEN」で東京五輪を見据える スケートボードへの挑戦と突き当たった壁

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平野歩夢、新たな体制「TEAM FALKEN」で東京五輪を見据える スケートボードへの挑戦と突き当たった壁
  • 平野歩夢、新たな体制「TEAM FALKEN」で東京五輪を見据える スケートボードへの挑戦と突き当たった壁

2014ソチ冬季五輪、2018平昌冬季五輪でのスノーボード男子ハーフパイプの2大会連続銀メダリスト平野歩夢(ひらのあゆむ)選手が夏季五輪の正式種目となったスケートボード2020東京五輪を目指している。


1998年11月29日生まれ。身長165cmという小さな体ながらハーフパイプのリップと呼ばれる斜面上端から5mは優に超える高いジャンプを見せる。白銀の世界では完璧な身のこなし方を見せ、年齢にそぐわない滑りで「天才」とさえ呼ばれていた。


2015年にはワールドツアーのチャンピオンの座に上り、2015/2016シーズンはLaax Open優勝。さらに完璧なランを3本立て続けに決めたEuropean X-Gamesで金メダルを獲得。2017/2018シーズンにはX-Gamesで99点のハイスコアをたたき出して優勝を果たした


スケートボードへの挑戦 突き当たった壁


そんな平野選手が、夏季種目のスケートボードへの挑戦を開始した。


「これまでメインにしていたスノーボードですが、スケートボードと共有できることを自分の中で探しています。自分の中でそれを強く意識して、その積み重ねがいい結果につながっていったらいいです」と語り、どちらの世界でもトップになる決意を固めた。二刀流は自分自身への挑戦だった。


「今までやってきたことよりも、やってきたことがない挑戦のほうがやりがいがあります。今まで経験したことのない領域で、自分自身のまた新たな可能性も見つけていきたかった」


ところが、さすがの平野選手も大きな壁に突き当たる。


「なかなか時間がない中での挑戦でした。スケートボードはやったらやっただけうまくなるものでもない。ケガのリスクもある。頭も身体もフルに動かして、いろんなことをしていかなければならない。スノーボードよりもハードなスケジュールで分からないことも多く、思った以上に大変な世界だと感じています」


「TEAM FALKEN」発表記者会見に登壇


11月28日、タイヤブランドFALKEN(ファルケン)がエクストリームスポーツ界で世界的に活躍するアスリートを集めた「TEAM FALKEN」の発足を発表。


平野選手は自転車BMX競技で2020東京五輪代表入りが有力視される中村輪夢(なかむらりむ)選手、スノーボードの松本遥奈(まつもとはるな)選手とともにチーム発表の記者会見に出席。自身のプレイスタイルや今後の活動の意気込みなどについて報道陣の前で語った。



撮影=山口和幸



日本はメチャクチャ寒いですね


平野選手が登壇して開口一番に発した言葉だ。


「スノーボードもやっていかないと不安になるんですけど、スケートボードで忙しくて、なかなか雪のあるところに行けないんです」と、現在はスケートボードを中心とした生活であることを明かす。


「ファルケンはブランドイメージがいいなと思っていました。いろんなアスリートがそれぞれのライフスタイルの中で使っているシーンを見たりすることがあるので、タイヤ自体もカッコいいなあと思っています」


チームメイトとなった中村輪夢、松本遥奈


そんな新たな体制で2020年の東京五輪を見据える。自転車BMX競技の中村選手とチームメイトになったこともいい刺激になりそうだ。


「スケートボードでは口で言えるほどの成績を残せていないけれど、新しい競技としてオリンピック種目になったので、自分の中でそれが新たな目標となりました。ようやく課題が見えてきたので、レベルアップを図っていきたい。技術の習得もそうですが、自分自身を大きくする上でも人間として成長していきたい。人として強くなりたいんです」



TEAM FALKENの(左から)中村輪夢選手、松本遥奈選手、平野歩夢選手



チームメイトとしてこの日の記者会見に参加した松本選手はかつての冬季五輪代表の仲間。平野選手にはこんなエールを送った。


「歩夢自身は変わっていません。スノーボード時代はなんでも完璧だったけど、スケートボードでは苦戦して壁にぶつかっている姿を目にしています。もちろんカッコよさはスノーボーダーのほうですが、スケーターとしての歩夢のほうが頑張っている。だから応援しています」


「気持ちの部分も整えて、良い状態で五輪に向かいたい。自分のできることを1つひとつ積み重ねていき、その結果が感動につながってくれたらと思います」(平野選手)


≪山口和幸≫


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