オールブラックスのレジェンドが日本開催のラグビーW杯を評価 注目選手にはリーコ・イオアネを指名 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

オールブラックスのレジェンドが日本開催のラグビーW杯を評価 注目選手にはリーコ・イオアネを指名

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オールブラックスのレジェンドが日本開催のラグビーW杯を評価 注目選手にはリーコ・イオアネを指名
  • オールブラックスのレジェンドが日本開催のラグビーW杯を評価 注目選手にはリーコ・イオアネを指名

『ラグビーワールドカップ2019日本大会(W杯)』は高い注目を集めている。そんなコラムがニュージーランド代表(オールブラックス)公式サイトに掲載された。


執筆したのは元オールブラックスのジンザン・ブルックさん。1995年のW杯で約50メートルのドロップゴールを成功させた伝説的な選手だ。




日本対アイルランドは間違いなくセンセーショナル


大会開始1週間で早くも3つの番狂わせが起きた。日本対アイルランドは間違いなくセンセーショナルだった」


海外メディアも『Shizuoka Shock(静岡の衝撃)』と伝えた日本の勝利を称え、ラグビー界にとってもランキング下位のチームが上位陣を脅かすのは良いことだとブルックさんは語る。


「日本は前回のW杯でも南アフリカを破り大きな衝撃を与えたが、アイルランドは大会前の世界ランキングで1位だった。これも大きな戦利品だ。ジェイミー・ジョセフ(日本代表ヘッドコーチ)とラグビーに起きたことを喜んでいる。2、3の国が支配的になることは好ましくない。私たちはティア2(中堅国)にも自信を持ってもらいたい」




1995年のW杯南アフリカ大会で、日本代表はオールブラックスに17-145の歴史的大差で敗北した。この敗戦は『ブルームフォンテーンの悪夢』と呼ばれ世界中を駆け巡ったが、それから24年が経ち、日本は勝利で世界を驚かせる国になった。


今大会の注目は日本とも縁があるリーコ・イオアネ


ブルックさんは、今大会におけるオールブラックスの注目選手についても語った。


「私はリーコ・イオアネが今大会で大きな役割を果たすと確信している。彼は背番号11のジャージで過去7週間に1度しかプレーしていないが、自分のプレーを我々に見せる絶好の機会を待っているはずだ」


イオアネ選手はサモア代表だったエディー・イオアネさんを父に持ち、2016年11月にオールブラックス史上8番目の若さ(19歳239日)でデビューした。


リーコ(Rieko)という名前は、エディーさんが日本のリコーでプレーした際に親切を受けた感謝から、子供たちには日本にちなんだ名前をつけると決めて命名したもの。兄のアキラ・イオアネ選手もオールブラックスへの招集経験がある。


イオアネ選手の武器は爆発的な加速でタックラーを置き去りにするスピード。持ち味を生かして今大会の主役に躍り出られるか。


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