4月17日、元サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」メンバーの丸山桂里奈さんが、ShopJapan ららぽーと平塚店」のオープニングイベントに登場した。
イベントでは軽快なトークで会場を爆笑の渦に包んだ丸山さん。そんな丸山さんに、私生活や芸能活動についてのお話を伺ってみた。
平成が終わるまでに自転車に乗りたい
ー:平成でやり残したことはありますか?
丸山:自転車を持っていたんですけど、鍵を失くしちゃって。平成の間ずっと乗れなかったんですよ。だから平成が終わるまでには鍵を直して乗りたい……。
家も今ゴタゴタした状況なんですよ。だから自転車の鍵も1個とかじゃなく、スペアも付いたままで失くしているんですよ。乗っていないんだから、ほぼ。

ずっと自宅の駐輪場に置いてある状況なので、同じマンションの人たちも「この自転車誰のだろう?」って思ってるんじゃないかと(笑)。
ー:お話を聞く限り、失くし癖やもの忘れは多いんでしょうか?
丸山:お財布を忘れやすいんですよ。この前も飛行機の中に財布を置いてきてしまったんですけど、結構後から気づくんですよ。
でもその後、絶対的に私のもとに戻ってくるんです。
色んな人に「ありえない」とは言われるんですけど……。共に生きてきた時間が長いから、失くした財布も必ず戻ってくるという自信があります。
ただやっぱり、もう落としたくはないですね(笑)
今がとにかく楽しい
ー:現役時代と今はどちらが楽しいですか?
丸山:今です!それはもう確実に今です。
もちろんサッカーをやっていたときも楽しかったですけど、サッカーってチームでひとつになって一番を目指すものじゃないですか。その中で一切妥協も許されない環境でしたからね。

でも私は周りの方に恵まれて、助けてもらった部分もあったので、それはとても感謝しています。
今までサッカーを当たり前のようにやってきたけど、競技以外の仕事は「こんなにもやってこなかったんだ」というところからのスタートだったので……。
なので、新しくやることとか、お仕事やプライベート自体が今はすごく楽しいですね。
目指すはポスト出川哲朗
ー:今後の芸能活動で目指す存在は
丸山:出川哲朗さんみたいになりたいです。出川さんは昔、多くの視聴者から否定的な言葉を浴びせられていたけど、今はみんなから愛されているじゃないですか。
それで、最近「なんでこんなに愛されるように変わったんだろう」って考えたんです。
そしたら「 出川さんは、批判されている時も、それまでずっとやってきたことを変えずにブレなかった」からだと分かったんですよ。
実際に出川さんとお会いした際にも「ずっと自分が思ったことをブレずにやってきた」ということを聞いて、やっぱり私の見る目は間違っていなかったんだなって再確認できました。
私も賛否で言ったら否のほうが多いと思うんですよ。サッカーを辞めてからはいろいろと言われるんです。でも私は聞かれたことに対して意見を正当に返すことが、聞いた方に対して敬意を払っていることだと思うんです。
そこに嘘とか偽りの言葉って必要ないと思うんですよ。だから、出川さんの「どんな状況に置かれたとしてもブレずにやってきた精神力」にはすごく憧れています。
だから、そういう精神でやれば自ずとみんなわかってくれると思うし、みんなから愛されると思うんですよ。私が目指すべきはそこなんじゃないのかなと思います。
元なでしこジャパンの名前にこだわる理由とは

丸山:私が出るバラエティ番組とかも、女子サッカー日本代表がドイツW杯で優勝したシーンを放送してもらったりしているんです。これがサッカーに少しでも恩返しができることにつながってくるのではないかと思います。
最初に「テレビに出演する」って決めたとき、タレントとして出演するのではなく、「元なでしこジャパンという肩書」でやろうと思ったのは、サッカーに恩返ししたいっていう意図があったからです。
サッカーに対していろいろな役割があると思いますけど、私はテレビに出て、女子サッカーの発展に繋げられる役割を担っていけたらいいなと思います。