サッカーコロンビア代表が手痛い黒星を喫したあと、同国代表FWラダメル・ファルカオは「勝利をつかみ損ねた」と悔やんだ。コロンビアの敗戦もありワールドカップ(W杯)南米予選は混迷を極めている。
予選3位でホームに7位のパラグアイを迎えたコロンビア。後半34分にファルカオがゴールを決めて先制する。しかし、ここからパラグアイが反撃に出て、同43分にオスカル・カルドソのゴールで同点とされる。さらにパラグアイはアディショナルタイムにアントニオ・サナブリアも決めて逆転。コロンビアは終盤4分間の2失点で勝ち点を取りこぼした。
「僕らは今日の試合のことを悔やみ、苦々しく思うことだろうね。勝利を手につかんだはずが、こぼれ落ちてしまった。この試合から学ばねばならないと思うし、犯したミスを刻み込むべきだと思う」
今節の結果によりコロンビアは4位に後退。最終節では敵地で5位のペルーと直接対決を行う。勝てば文句なしにW杯出場が決まる試合にファルカオは、「コロンビア代表は力強く立ち上がり、必ずやペルーでは勝てると信じている」と前向きなコメントを残した。
《岩藤健》
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