レスリング女子日本代表・吉田沙保里選手が9月27日、中央区立泰明小学校で特別授業を行った。
本イベントは、東京2020オリンピック・パラリンピックのゴールドパートナーである明治が推進中の『スマイルリレープロジェクト』の一環であり、全国の小学校を対象に、体育用具セットの寄贈を行なっている。
イベントでは吉田選手の他、同じく代表の伊調馨選手、元体操女子日本代表・田中理恵さんがサプライズで登場。集まった泰明小学校4年生の子どもたちからは驚きと喜びの声が上がった。
吉田選手はレスリングの授業を担当し、まずはタックルと投げ技を披露。子どもたちからは「最強だ」と歓声が上がった。
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子どもたちの前でタックルを披露
一人ひとりに丁寧にタックルのいろはを教え、何度もタックルを受けた。始めと終わりには握手、挨拶を欠かさず行い、スポーツに対しての礼儀を指導した。タックルを教わった女子生徒は、「家に帰ったらぬいぐるみにやりたい」と声を弾ませた。
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子どもたち一人ひとりに声をかける吉田選手
授業後、吉田選手は「レスリングを体験できる機会はなかなかないので、このような機会をいただけることはとても嬉しいです。アスリートを触れ合うことでスポーツをもっと好きになってもらえたみたいなのでよかったです」と語った。