超過酷な障害物レース『スパルタンレース』のトライアルに行ってみた | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

超過酷な障害物レース『スパルタンレース』のトライアルに行ってみた

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超過酷な障害物レース『スパルタンレース』のトライアルに行ってみた
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最近運動不足だ。
かと言って、室内で筋トレをすることには飽きた。

サッカーワールドカップの最終予選や、桐生祥秀選手の100m9秒台達成、グラチャンバレーと立て続けにスポーツのアツい試合を見て、「やっぱり自分の限界まで身体を動かすのっていいなあ。スポーツはガチが一番だなあ」なんて思っている日々。

外で極限まで身体を動かしたい。

そう思っていたある日、編集部に「10月に開催される超過酷な障害物レースの練習会があるんですけど、参加してみませんか?」と電話があった。

それだ!!!!


10月21日・22日にさがみ湖リゾートプレジャーフォレスト(神奈川県相模原市)で開催される『Reebok Spartan Race(リーボック スパルタンレース)』は、世界最高峰の障害物レースと言われています。今年は30カ国で240以上のレースを展開し、参加者80万人以上、年間観客数は20万人以上。アメリカでは最も急成長中のイベントとして注目されています。

それが今年日本に上陸し、10月に第2回のレースが開催されるのです。そのトライアル(練習会)となる『Reebok SPARTAN TRIAL TOKYO』が9月9日に、東京・お台場の潮風公園で開催。やたら限界に挑戦したがっている編集部のヤマモトが行ってきました!

トライアルは本番当日をイメージした障害物やランニング・アジリティの練習ができる場となっていました。1部あたり説明込みの90分で、5~6の障害物を体験することができました。

私が参加する前に行われていたトライアルを見学してみると……。




ヤマモト「けっこうつらそうだな……」

………。

「限界に挑戦したい!」なんて大きく出てみましたが、すでに私の心がギブアップしている。

写真撮影だけという手段で逃げようと試みましたが、「取材に来た方はみなさん参加されていますよ!」という言葉に負け、私も一般の方に混ざって参加することになりました。

1グループ12名ほどに振り分けられ、各グループに2名のトレーナーがつきます。ひとつの障害物に対して5~6分の時間が与えられ、時間の許す限り障害物に挑むことができます。



グループでまとまり、時間ごとにさまざまなコースに挑戦していくのですが、全体をまとめるMCさんとトレーナーさんがやたら元気なのが特徴です。とにかく明るいリーボックです。

私たちのグループはまず張り巡らされたテープの下をほふく前進で進むCRAWLに挑戦。レース本番は有刺鉄線の下を泥だらけになりながらほふく前進するというさらに過酷なものになります。

小学生のころはよくやっていたほふく前進、大人になってからやるとキツい。


有刺鉄線、マジか……《画像提供 リーボックスパルタンレース》

手押し車、ラダーとハードルを挟み、一番気になっていたS WALLに挑みます。

トレーナーさんは「脚力だけで登るのではなく、腕をしっかり使うことが大事」と教えてくれました。横から見ていると難しそうと思いますが、やってみると意外とスイスイ登れます。これが一番楽しい…。




ここで30分が経過。なんだ、意外とイケるじゃん。元運動部も捨てたものじゃないな。

MCさん「では後半戦を初めていきます!まずはバーピージャンプ30回!」

バーピーか、よく部活動の練習でやったな~。なんだか見慣れたメニューが多いな~。

スパルタンレースレース本番は、障害物をクリアしながらゴールを目指すわけですが、聞くところによると「障害物をクリアできない場合、バーピーを30回行うことで次の障害物に進める」というルールがあるそうです。

………キツいな?

始まる前にこのルールを聞いた時には「なんだバーピー30回ですむんだ!やった!」なんて思っていましたが、このバーピーが90分の中で一番私の体力を奪っていきました。

突然のバーピー30回により体力と腕力を消耗した私に、さらなる追い討ちをかけてくるのがスパルタンレース。

25kgのものウエイトを担いで20mほど走るCARRY(本番に用意されるウエイトは倍の50kg)。バーピー後の25kgほど腕をいじめ抜くものはこの世にありません。



ジョグとトレーニングのあとに最後に臨んだ障害物はCLIMB。2mはありそうな壁を乗り越えるのですが、すでに腕力も体力もゼロに近い私に、これはさすがに難しい。



トレーナーさんに足場をつくってもらい、なんとかクリア。本番でも、仲間と協力して障害物に挑むこともできるそうです。すぐに諦めてバーピー30回を選ばず、助けを借りてでも障害物をクリアすることをオススメしたいです。本当につらいんです、バーピー。


ヘトヘトになりながらも90分のトライアルを無事終了。クリアするたびに、トレーナーさんや同じグループの仲間とハイタッチをしてお互いの健闘を讃え合いました。

会場ではDJさんが気持ちを鼓舞させる音楽をかけ、MCさんも常に会場を盛り上げてくれます。

「つらいことは声を出してやけくそ気味にやった方がラクだし楽しい」ということを今日学びました。

今回初開催されるKIDS RACE

自分の限界まで精神・身体を酷使した先にある達成感は格別です。10月に行われる本番のレースは、日程によってはまだチケットがとれるみたい。

私も5kmコースのSPRINTに参加してみようかな…。トライアルはキツかったけどなんとかクリアできそうだし……。

《画像提供 リーボック》

《画像提供 リーボック》

《画像提供 リーボック》

……やっぱりキツいかな?

《山本有莉》

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