昨季のイングランド・プレミアリーグを圧倒的な強さで制したチェルシー。しかし、連覇を目指して臨んだはずの今季は開幕戦で黒星を喫した。
それでもすぐに立て直して2連勝したチームに、OBのミヒャエル・バラック氏は「優勝候補の一角」と断言する。
「少し大変な夏だったのは確かだ。監督との間にもいろいろあった。だが、そういう状況をうまく乗り越えられたと思う」
移籍市場での各クラブの動きを振り返りながら、今季は激しい争いになりそうだとシーズンの今後に思いを馳せ笑顔も見せた。
「マンチェスター・ユナイテッドは大幅にチームを強化したし、チェルシーもモラタ獲得は良い補強だ。最初の数試合ですでに力を見せている。ほかにもマンチェスター・シティやアーセナルなど、タイトル獲得に向けて必死なチームがある。リバプールも順調にスタートしている。ポテンシャルを秘めたチームだ。チャンピオンズリーグ出場だけでなく頂点へ挑戦することもできる。楽しみな争いなのは確かだよ」
《岩藤健》
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