9月2日に横浜スタジアムでDeNA対巨人の22回戦が行われた。巨人は先制を許すも逆転に成功し3-1で勝利。3位のDeNAに0.5ゲーム差まで迫った。
巨人の先発はルーキーの畠世周投手。初回からヒットでランナーを出す投球になったが、三回に筒香嘉智の適時打で先制されて以降は無失点で抑える。7回5安打、1失点で味方の反撃を待った。
畠の力投に応えたい巨人打線は四回にケーシー・マギーが二塁打。2アウトからDeNA先発の石田健大が3連続四球を出し、押し出しで同点に追いついた。六回には再びマギーの安打から攻撃が始まる。四球で塁を埋め石田を引きずり下ろすと、DeNAは2番手の尾仲祐哉が暴投。労せずして勝ち越しに成功した。
七回には2アウト一、二塁で阿部慎之助がリードを広げる適時二塁打。八回からは西村健太朗、アルキメデス・カミネロの継投で逃げ切った。
自身4連勝で今季5勝目を挙げた畠。自身の投球を振り返っては、「調子は良くなかったんですけど、小林誠司さんの良いリードでミット目がけて投げさせていただきました」と笑顔を見せた。
筒香にもインサイドを攻めていたがと聞かれると、「外だけだと絶対打ち取れない選手だと思うので、しっかり両方のコーナーに投げようと意識して内側に投げました」と話している。
ルーキーイヤーで5勝目を挙げた畠にファンからは、「今年もし畠がいなかったらと思うとゾッとする」「攻めのピッチングは清々しい」「これからも3本柱とともに巨人を支えてください」「完全に4本柱の一角」「これで完全にローテーションの4本目に入りましたね」などの声が寄せられている。
《岩藤健》
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