セリエA史上初の7連覇を目指すユベントス。今年こそは止めようと各クラブも夏の移籍市場で積極的な動きを見せた。しかし、それでもスクデット争いの一番手はユベントスだと、元アルゼンチン代表FWエルナン・クレスポ氏は語る。
「ミランやインテルも良い戦いができるだろう。だがユベントスのプロジェクトと連覇は簡単には止められない。私としてはユーベが一歩先を行っていると思う」
ユベントスと優勝を争えるチームはとの質問には、昨季3位のナポリを対抗馬に指名した。
「いまならナポリだと思う。ローマも挙げられるかもしれないが、彼らは監督を交代して選手も大勢入れ替えたので簡単ではない。一方のナポリは最も変化の少なかったクラブだ」
クレスポ氏の予想に対して、まだ優勝争いを語るのは早すぎると言うのがミランOBのクラレンス・セードルフ氏。
「ミランは素晴らしい選手たちを補強して順調にシーズンを開始することができた。インテルもユーベもそうだし、ナポリも良い戦いをしている。特に新しい選手たちにはチームを知る時間が必要なので、今後も改善を続けてほしいと思う」
オーナーが代わり移籍市場で積極的な動きを見せたミラン。名門復活に向けて本腰を入れている。
《岩藤健》
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