菊池雄星が示した意地とプライド、修正フォームで完投勝利 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

菊池雄星が示した意地とプライド、修正フォームで完投勝利

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西武の菊池雄星が負けられない試合で真価を発揮した。8月31日にKoboパーク宮城で行われた楽天戦に先発して、5安打2失点で完投勝利。今季13勝目を挙げた。西武が楽天を抜き2位に浮上している。

オコエ瑠偉に初回先頭打者弾を浴びた菊池。しかし、その後は楽天打線を封じる。五回に2四球からジャフェット・アマダーの内野ゴロで1点を失ったが、六回以降は再び無失点で抑えた。

「いろいろあって不安な気持ちもあったんですけど、だからこそ勝ちたかったので勝てて良かったです」

いろいろとはシーズン途中に指摘された2段モーションのこと。この試合には右足の上げを修正した新フォームで臨んだ。

「昨日まで投球練習でもストライクが入らずちょっと苦しいかなと思っていましたが、試合になったらフォームのことは忘れて投げられました」

このまま崩れては終われない。不正投球だから勝てていたと言わせるわけにもいかなかった。エースとしての意地とプライドで9回を投げきった。

「優勝の可能性がある限り、そこを目指したい」と菊池。ファンには「上だけ目指して頑張ります」と誓った。

この試合にファンからは、「ホッとしました。雄星のフォームもほぼ問題なかったようで。エース健在」「雑音を振り払った雄星の一発回答のピッチング、お見事でした!!」「これぞまさしく、エースのピッチング」「菊池はどうなるかと思ったけど初回のオコエに打たれてからは吹っ切れたようだね」などの声が寄せられている。
《岩藤健》

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