イングランド・プレミアリーグ第3節で日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティが、マンチェスター・ユナイテッドに0-2で敗れた。後半途中にジェイミー・ヴァーディを交代させた件について、クレイグ・シェイクスピア監督は負傷によるものという見方を否定した。
開幕から2戦連続ゴール中の岡崎。この試合でもヴァーディとともに先発した。しかし、試合は序盤からマンチェスター・Uがホームで主導権を握り、何度もレスターのゴールに襲いかかる。レスターは岡崎、ヴァーディも含めて守勢に回る時間帯が長かった。
カスパー・シュマイケルのPKストップもあり無失点でしのぎ続けてきたレスター。だが後半25分にマーカス・ラッシュフォードのゴールで均衡を破られ、同37分にはマルアン・フェライニにも決められた。
レスターは後半15分に岡崎に代えてアンディ・キング、マーク・オルブライトンに変えてデマライ・グレイを投入。31分にはヴァーディに代えてイスラム・スリマニも出場させたが不発に終わった。
「グレイを入れたのには攻撃時に4-3-3にして、ボールを前に進めるという狙いもあった。ポゼッションを高め攻め込む必要があったからね。グレイとマフレズ、ヴァーディの3トップで攻撃するというアイディアだった。マフレズとグレイの前には広いスペースがあったが、それを生かすことができなかった」
ヴァーディを交代させたのは作戦の一部とシェイクスピア監督。「疲れが見えていたし、何か違うことをする必要があった」と意図を語り、「スリマニは先日のカップ戦で2ゴールを挙げたので、マフレズがドリブルで切り込みクロスを上げられれば選択肢が増えると思った」と攻撃に変化を求めた。
《岩藤健》
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