現在ランキング1位のアンディ・マレーは、今週開催されるウエスタン・アンド・サザン・オープンを臀部の故障により欠場。3位のロジャー・フェデラーもアレクサンダー・ズベレフに敗れたロジャーズ・カップ決勝のあと、背中の痛みを訴え欠場を発表した。
これによりランキング2位だったナダルが2014年6月以来の1位復帰を果たした。
一時はケガに悩まされ調子の上がらない時期も過ごしたナダル。2015年6月にはランキングを10位まで下げたが、今季は全仏オープンで10度目の優勝を達成し完全復活を遂げた。
世界ランク1位返り咲きが決まったナダルは、「ロジャーがプレーできないのは大会にとって明らかに悪いニュースだ」とした上で、「個人的には再び1位に戻れたのは特別なこと」としている。
ランキング1位から陥落したあとの3年間を振り返っては、「たくさんのことが起こった」と話す。
「ケガもしたし厳しい時期もあった。だけど僕はテニスへの愛と情熱を持っていた。だからこそ再びこのポジションに戻ってくる機会があったんだと思う」
Returning to No. 1 in the @emirates #ATP Rankings 'something special' for @RafaelNadal. Read & : https://t.co/jiA02GhMWx #ATPMasters1000 pic.twitter.com/onjK582Qpe
— ATP World Tour (@ATPWorldTour) 2017年8月15日