ロッテは二回に2アウト一塁で田村龍弘がタイムリー二塁打。三回に2点を加えると四回には荻野貴司に今季第1号の3ランが飛び出す。荻野のホームランは昨年の8月27日以来。不調で苦しんだ今季を振り返りながら、「こうやってまたチャンスをいただけているので、これからしっかりチームに貢献できるように頑張っていきたいと思います」と活躍を誓った。
ロッテは先発の石川歩が五回までソフトバンク打線を1安打に抑える好投。しかし、六回にヒットで出塁した福田秀平を一塁に置き、鶴岡慎也に2ランを浴びる。七回にもアルフレド・デスパイネの2ラン、福田のタイムリーなどで失点。イニング途中でマウンドを降りた。
追い上げられたロッテだが、この日は打線が好調。終盤さらに6点を追加して逃げ切った。
●ロッテ、19安打17得点でソフトバンクに大勝…角中勝也が4安打3打点など今季初の先発全員安打
5打数4安打3打点、1四球の固め打ちを見せた角中は「ホークス戦に限らず結構いつもボッコボコにやられてる試合が多いので、たまにはこういう試合があってもいいんじゃないでしょうか」とコメント。観客からも大歓声が起こった。
この試合にファンからは、「荻野はこの一発をきっかけにしたいね」「チャンスで打線が繋がり、ホームランも有りと素晴らしい今シーズン1番の打線でしたね」「ソフトバンクの追い上げもあってヒヤヒヤしたが勝ててよかった」「8点取られたあとに取り返して流れを変えさせなかったのはよかった」などの声が寄せられている。