2002年のFC東京加入以来、主力選手として多くの試合に出場してきた石川。だが2015年8月に行われたアイントラハト・フランクフルト戦で左ヒザ前十字靭帯断裂の重傷。2度の手術を経て2016年9月にFC東京U-23でJ3リーグ公式戦に出場したが、年末に再び状態が悪化していた。
「2015年8月にフランクフルトとの親善試合で負った怪我、手術から去年9月にJ3で復帰したものの再び状態が悪くなり、ここまで痛めている左膝のリハビリを復活に向けて取り組んできましたが、思っていた以上の回復が出来ていないこと、そしてピッチの上でチームの力になかなかなれないもどかしさがある中で、残りのシーズンを今まで以上に強い覚悟と責任、誇りをもって出し尽くしたい想いが強くなったのが決断の経緯になります」
おはようございます!
— 石川直宏 (@sgss18) 2017年8月1日
今朝は皆さんにご報告があります。
今シーズンをもって現役引退を決意し、6月下旬にクラブへその意思を伝えさせていただきました。
その想いをオフィシャルHPの中で話をさせていただきました。https://t.co/EOINp6BRl6
石川の引退発表にファンからは、「他チームのファンでも怪我さえしなければと思ってしまう選手だった」「リハビリが長引いてるとは思ってたけど、とうとうか…」「今季限りというのはとても寂しいですが、もう1度あの勇姿を見られることを願ってます」「あなたがシャーレを掲げることが悲願だったので残念で仕方ないです。今度は指導者としてそれを一緒に目指したいです」「あなたのプレーはずっと心に残ると思います。お疲れ様でした」「泣きそうですけど、ナオさんの意思を尊重し、これからも応援します」などの声が寄せられている。
現役引退を決意した石川だが味スタのピッチに立つことは諦めていない。
「振り返るのは全てを出し尽くしたシーズン終了後にしたいと思います。とにかく今しか出来ない、今しか感じられない想いを自分の中にだけでなく、多くの仲間と共に刺激し合い共有しながら突き進みます!!」