FC岐阜が11試合ぶりの白星、京都サンガを逆転で下す | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

FC岐阜が11試合ぶりの白星、京都サンガを逆転で下す

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明治安田生命J2リーグ第22節が7月9日に行われた。FC岐阜は本拠地に京都サンガF.C.を迎え、後半の2ゴールで3-2の勝利を収めている。

10試合勝ち星から遠ざかっている岐阜。対するは直近5試合で2勝1分け2敗と波に乗れない京都。後半戦最初の試合で白星がほしいチーム同士の対戦になった。

京都は前半6分に田中マルクス闘莉王のパスから小屋松知哉が抜け出し、スピードを生かして決定機を作る。だが浮かせたシュートが枠を捉えられず先制点を奪うことはできなかった。

対する岐阜はボールを保持しながらチャンスをうかがう。そして同28分に相手DFからボールを奪い返すと、素速く攻めに転じて難波宏明の先制ゴールが生まれた。

京都の反撃は同39分。左サイドからのクロスに闘莉王が頭で合わせて同点に追いつく。終了間際には小屋松も決めて京都が逆転して後半に折り返した。

しかし、ホームの岐阜が後半開始直後、大本祐槻のゴールで試合を2-2の同点に戻す。同9分には大本のクロスが相手DFに当たり、勝ち越しのオウンゴールとなった。

残り時間を守り抜いた岐阜が11試合ぶりの白星を手にした。

「なかなか勝てないときもいつもホーム、アウェイに応援に来てくださったサポーターの皆さんに、お礼を言いたいと思います。本当にありがとうございます」と岐阜の大木武監督。後半1分で同点に追いついた場面を振り返りながら、「良いゲームでしたね。またこのようなゲームができるように頑張ります」と話した。


京都の布部陽功監督は「相手のパスワークに翻弄されて先に失点してしまったが、その後に逆転することができて前半の出来は良かったと思います」とコメント。ただ後半1分で追いつかれてしまい、「自分たちが課題にしていた部分がまた出てしまいました」と悔しそうに話している。


この試合にファンからは、「昨年の昇格プレーオフで争ったセレッソとサンガ。だいぶ差がついたな」「今季もJ1は無理そうですね」「後半よく切り替えて追いついた」「久々の勝利~。長かった」「次の試合もこの勢いで勝ちましょう」などの声が寄せられている。
《岩藤健》

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