ネット配信で稼ぐ時代を「見える化」…モテワン記者発表で渡辺正行や椿姫彩菜がトークバトル | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ネット配信で稼ぐ時代を「見える化」…モテワン記者発表で渡辺正行や椿姫彩菜がトークバトル

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モテワンコンテスト2017制作発表会(都内、6月30日)
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次世代のNo.1コンテンツを決める日本最大級イベント「モテワンコンテスト2017」の記者発表会が行われ、テクサ 飯田祐基代表、タレントの渡辺正行、椿姫彩菜、角田陽一郎プロデューサーらが登壇。YouTuberの稼ぎやネット発信のトレンドなどについて言及した。

「魅力を見える化する」がコンセプトのモテワンは、モテる(人気がある、熱烈なファンがいる、愛されている)のトップコンテンツを発掘・発信・コラボする企画。コンテスト形式で「人気を見える化」し、生放送で「文化を見える化」、イベントプログラムで「魅力を見える化」させるというイベントだ。

コンテストのカテゴリは、お笑い、美男美女に加え、今回はヒューマンビートボックス、動画、カラオケの3種類が新たに追加された。

エントリー期間は7~9月。Twitterと連携したコンテストサイトにYouTubeの3分以内の動画でエントリー。10月にネット投票を実施し、勝ち上がった上位通過者は11月の最終選考を経て、12月2日に幕張メッセで開催される「モテワンコンテスト2017」に出場。優勝者には111万円の賞金が手に入る。

高田健志の司会で始まった記者会見。出演者たちについては記者陣に事前に知らされていたが、4人そろって登場した際の予想外の衣装に会場内がざわついた。

渡辺、椿姫、角田、飯田の4人は、人気YouTuber、ラファエルの格好で登場。今回の同イベントの総合司会がラファエルということで、彼のおなじみの姿に合わせてきたという。彼らは冒頭、ラファエルのシンボルマークであるお面をはずしてこうコメントした。

「(ニコニコ生放送の)コメントはまだ見せないで! あっ、広報の飯田です」(飯田)

「(コント赤信号での決めゼリフ)またせたな!」(渡辺)

「ぼくは、(この衣装で)やれっていわれただけ。でもなんでこんな格好させられるかわからない。有名なんですか?」(渡辺)

「ものずごい有名ですよ! ラファエルさん」(椿姫)

同イベントで渡辺は、お笑い部門「TOP1グランプリ特別MC」を、椿姫は総合アシスタントを、角田プロデューサーは、モテワンコンテストのプロジェクトアドバイザーを務める。

記者発表会場では、芸能界でのお笑い界をリードしてきた渡辺と、ネット上でファンを集める飯田や椿姫、ネットとテレビの双方でプロデュースを重ねてきた角田が、パネルディスカッションで激突。

「タレントとネット進出で、タレントビジネスはどう変化していくか?」「ネットタレントとテレビタレントの共存は今後あるのか?」「ライブ配信の未来は?」といったテーマでそれぞれが持論をぶつけ合った。


パネルディスカッションでは、4人それぞれの口から、こんな言葉が飛び出した。

「ネットって機会が平等。チケット売って、イベント来てという、従来のプロモーションとは違い、誰でも自宅からできる。素人が生放送して、ファンをつくれる。これからのタレントビジネスは、誰でもチャンスがある」(飯田)

「たとえばネットタレントの女の子が、300人のファンをつかまえて500万円を儲けるってどういうこと?」(渡辺)

「投げ銭システムですね。ファンからお金をもらって、ポイントをあげていく。上げれば上がるほど、運営側がテレビに出れるチャンスを与えること」(飯田)

「ここ一年でネット環境が変わったのは、ドネーションシステム。見てる人が投げ銭で応援できるシステムが整ったこと」(椿姫)

「これまでのタレントって、出演者をプロデュースする仕組みがあった。で、ネットは、演者もディレクションもプロデュースもするというか、自分自身をプロデュースする力がいま求められている。自分がやれるものを見出すスキルが要るというか」(角田)

「テレビと違って、市場が世界なんですよね。海外につながっちゃってるっていう時代」(椿姫)

「これまでは、多かれ少なかれ芸能界にいなければ芸能人になれなかったけど、いまは違う。僕らはこのネットタレント周辺を第二芸能界って言っている」(角田)

「ネットとテレビを区切るのが古いと思う。すべてのものがネット。その中にテレビ、ラジオ、リアルイベントなどがある」(角田)

「でも(テレビ番組などは)つくり込んだものであって、つくったものと、(ネット配信のような)生のリアルなものは違う。表現のところでつくり込み方が違う」(渡辺)


……いろいろと持論をぶつけ合う4人だが、ギャラの面では寄り添う場面もあった。詳細は「モテワンコンテスト2017記者会見ダイジェスト」でチェックするとして、最後に金の話題を記して終わろう。

「芸能界とYouTuberのギャラは、平均で確実に100倍、マックスで300倍も違う」(飯田)

「桁が違う。だからYouTuberはテレビに呼べないということがわかった」(角田)

「億単位で稼ぐ人もいる」(椿姫)

「年収3億とか」(飯田)

「オレもそこを狙っていきましょ!」(渡辺)

《大野雅人》

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