【山口和幸のツール・ド・フランス日記】年々進化するフランス車 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【山口和幸のツール・ド・フランス日記】年々進化するフランス車

オピニオン コラム

2017年はルノー・クリオをドイツまで陸送してもらった
  • 2017年はルノー・クリオをドイツまで陸送してもらった
  • 2016年に乗ったルノー・メガーヌ。最新のドライビングシステムが搭載されていた
  • 2016年に乗ったルノー・メガーヌ。赤いナンバープレートは外国人の免税で購入したという証拠
  • 毎年5000kmを運転してパリに無傷でゴールするのがうれしい
  • 新車なのでトリップメーターは10km程度だ
  • ディーゼルは1リッター140円ほど
  • ツール・ド・フランスのオフィシャルカーはシュコダ
  • スカイチームは特別仕様のホワイトジャージに合わせてサポートカーも白に変更
ツール・ド・フランス取材はクルマを使って選手たちを追いかける。7月のフランスだけで、20年間ですでに地球を2周半ほど運転したことになるが、毎年新しいクルマに乗るわけだからその進化の過程もある程度把握できている。

20年間、常にその年にリリースされた新車を購入して乗り回してきた。一度だけプジョーを使ったが、それ以外はルノー。当初は排気量の大きいラグナを指定したが、その理由は高速道路の移動時に一生懸命走らなくても快適に高速走行できる高級車が必要だったからだ。

2016年に乗ったルノー・メガーヌ。赤いナンバープレートは外国人の免税で購入したという証拠

ところが近年は空力抵抗が低減され、ミドルグレードやエコノミーカーでも快適に高速巡航できるように。10年前からワングレード落としてメガーヌになり、そして今回はコンパクトカーのクリオだ。それで十分なのだ。

信号の少ないフランスではマニュアル車でもそれほど疲れない。そして燃費もいいのでずっとマニュアル車。さらには燃料代の安いディーゼルを乗りこなしてきた。

ところが2年前、「マニュアル車に技術的トラブルがあるのでオートマ車を用意した」とルノーから連絡が入る。「楽しくないなあ」と乗り始めたのだが、これが天国のように快適だった。坂道発進も簡単で、そしてなんと言っても燃費が飛躍的に向上していた。

「人間は一度ラクなことを覚えると、もう元には戻れなくなる」とはよく言ったもので、今年もオートマ車を選択。燃費は1リッターで25km程度は走る。高速道路で上限の時速130kmを出しても風切り音がうるさくもなく滑るように疾駆する。20年でこれほど技術が向上したのは驚きでもある。

ディーゼルは1リッター140円ほど

フランスの県道は並木道が多く、木の根っこがアスファルトを持ち上げてデコボコしている。そのためフランス車のサスペンションはその衝撃を吸収するために柔らかなセッティングだ。

日本に帰って自分のクルマを運転するととてもゴツゴツしているのに初めて気づくほどである。ギヤ設定はスタートして3、4秒で時速70kmに達するという道路環境のため、高速仕様になっている。フランス車をそのまま日本に持ち込んでも、低速でしか走れない道路ではその性能のすべてを発揮できないだろうなと感じる。
《山口和幸》
≪関連記事≫
≫レアル所属・中井卓大くんの身長の伸び方がエゲツなくて逆に心配?

≫大阪桐蔭・藤原恭大が決勝で6安打6打点!活躍が”ゲーム並み”だと話題に

≫報徳学園・小園海斗、あの“滝川第二”を破りSNSでも「小園、半端ないって!」と話題に

編集部おすすめの記事

page top