ナダル全英2年ぶりの出場「楽しみ」も、ヒザに不安「早期敗退もあり得る」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ナダル全英2年ぶりの出場「楽しみ」も、ヒザに不安「早期敗退もあり得る」

スポーツ 選手
ラファエル・ナダル 参考画像(2017年1月17日)
  • ラファエル・ナダル 参考画像(2017年1月17日)
近年の不振から脱して全仏オープンテニスで通算10度目の優勝を果たしたラファエル・ナダル。7年ぶり3度目の優勝が期待されるウィンブルドンも楽しみにしていると語った。

「出場するすべての大会で高いモチベーションを持てている。そうでなければプレーすることはない。ウィンブルドンで戦うことは、いつも僕にとってすごく特別だった。このスポーツで成功し始めて以来、最大の目標のひとつだった」

「この大会で良い戦いができたことは5回あった」と5度の決勝進出を振り返ったナダル。しかし近年は苦戦が続いており、「2012年のヒザの負傷が厳しいものだったのは確かだ。2014年には良い戦いができたが4回戦でニックに敗れてしまった」と難しい表情。

足元が不安定でボールの跳ね上がりも低く、より深くヒザを曲げなければならないグラスコートは下半身への負担が大きい。ナダルの勝ち上がりはヒザの状態が左右しそうだ。

「去年はプレーすることができなかったし、2015年は良い年ではなかった。今年はどうなるのか見てみよう。いつも難しい大会なのは分かっている。またここで戦えるのが楽しみだ。本当に大好きな大会だからね」

すぐに負けてしまう可能性もあると語ったナダル。一方で序盤戦を乗り切れれば「自信を持って戦える」と1週目の重要性を挙げた。
《岩藤健》

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