明治安田生命J1リーグ第16節が6月25日に行われた。柏レイソルはコンサドーレ札幌と対戦し2-1で勝利。今節も首位を守っている。
前節の引き分けで連勝が止まった柏。2位のセレッソ大阪も迫ってくるなかで再び勝ち点3がほしい。試合は激しいプレスの掛け合いで一進一退の攻防が続くが、前半終了間際にエリア内で武富孝介が倒されPKを獲得する。これをクリスティアーノが決めて1-0で折り返した。
後半に入って攻勢を仕掛ける札幌。柏はGK中村航輔を中心に粘り強いディフェンスで防いでいくが17分、エリア付近でFKを与えるとヘイスに直接決められ1-1に追いつかれる。
同点のまま進んだ試合は同43分に動いた。味方のパスで抜け出した柏のディエゴ・オリヴェイラが、素早い切り返しでDFをひとりかわしてシュート。これがゴールネットを揺らして終了間際に勝ち越した柏が勝利した。
前半に先制するも追いつかれ苦しい展開になった試合を勝ちきった柏。下平隆宏監督は「ゲームとしては非常に嫌な流れというか苦しい時間もあった。相手に流れを持っていかれるような時間帯に嫌な雰囲気、空気が流れたが、途中から入った選手含めてベンチの選手、スタジアムの雰囲気も後押ししてくれてなんとか2点目を取ることができた」と喜んだ。
この試合にファンからは、「勝った! リーグ戦10試合負け無し」「今日の勝ちは優勝した年を思い起こさせる粘っこさだった」「華麗なゴールはやっぱり気持ちいい」などの声が寄せられている。
《岩藤健》
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