同店は、6月1日からの展開に先行し、報道陣にこれら夏限定メニューを公開。神田店だけの夏限定「丸ごとチキンのビア缶 BBQ」 「大人のデザート ブラックビアアイス」を体感した。
「丸ごとチキンのビア缶 BBQ」(3500円)は、缶ビールに1羽のチキンが突き刺さっていて、残酷にも見える。同店は、「ドイツドラフトビール WUNDERBIER(ヴンダービア)が入った缶に、丸鶏をかぶせて、オーダーがあってから30~40分じっくり焼く。
すると、ビールがチキンの内側からゆっくり薫りがうつり、そのビールの蒸気で内側からじっくり火が入るからしっとりしあがる。でも、外側は豪快なグリルでこんがりパリパリ。そのコントラストを夏野菜やドイツビールといっしょに楽しんで」と説明していた。
また、「オトナのドイツ系デザート」と称するブラックビアアイスについて同店は、こう説明した。
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「キャラメル状に煮詰めた黒ビールのビターテイストなシロップを、まろやかなバニラアイスにかけてどうぞ。コーンフレーク、ナッツ、プレッツェルクラッカーをトッピングにしていろいろな食感も試してみて」(同店)
この日、シュマッツ創業者のひとり、マーク・リュッテンも同席し、このブラックビアアイスにシロップをかけるデモンストレーションを披露。同店の合言葉、「ビール! ドイツめし! 友よ、乾杯!」で盛り上げた。
またドイツビールとドイツめしを売りにするシュマッツは、ビールのメニューにもひと工夫あって選ぶ楽しみがある。
たとえば、「夏におすすめ」というヴンダービアは、クローブとバナナの香りが込められたアロマが印象的なビールと解説があるうえ、カラーが記されている。ハッフェンストッフの色はCHOCOLATE、エーデルピルスはYELLOW、フェルンヴェーはCOPPER、神田クラフトはLIGHT GOLDといった具合。
“神田駅前のドイツビール屋”は、平日は17時~23時30分(金曜は24時まで)、土休日は昼からオープン。全席禁煙。報道公開時は、「イエロー系はうまい。じゃあ次はチョコレートいってみようか」と試す記者の姿もあった。
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