歴代最高の移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに加入したポール・ポグバ。大きく成長して古巣へ復帰した彼に開幕前から注目が集まっていた。だがチーム成績が上がらないことによって、ポグバへの風当たりは強くなった。
こうした状況にマンチェスター・Uのジョゼ・モウリーニョ監督は、「もし彼の移籍金が半分だったとすれば、お買い得だったと誰もが言うだろう」とコメントしている。
「問題は値札だと思う。彼の背中に付けられた値札だ。次の夏には彼が移籍金最高額の選手ではなくなることを願いたい。そうなればプレッシャーがかかるのは別の誰かになる」
高額な移籍金はプレッシャーになり、フェアではない評価もされるとモウリーニョ監督。ポグバは良いパフォーマンスを見せていると選手を擁護した。
「彼は非常に良い試合や良いパフォーマンスも見せていた。いつもチームのために献身的に戦う。たとえばロストフ戦での彼のプレーは素晴らしいものだった。チームのために戦って素晴らしいパフォーマンスを見せた。それほどパフォーマンスが良くないような試合もあったが、選手のパフォーマンスは普通チームと連動しているものだ。チームが非常に良いときは彼も非常に良かった。だから批判は少々アンフェアだと思う。来シーズンは誰かが移籍金の記録を更新してほしいね」
《岩藤健》
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