18日のオープニングイベントに、日本クライミング界を代表する野口啓代選手、野中生萌選手と、元・陸上十種競技日本チャンピオンの武井壮さんが登場した。
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武井さんは、この施設について「高さ3mの壁が都内のど真ん中にできるというのは、クライミングに親しむいい機会だと思う。ここで初めて登った子どもたちから、オリンピック選手が育つかもしれないし、そうなったらいい」と歓迎の意を示した。
野口選手、野中選手はそれぞれ以下のように意気込んだ。
「一人でも多くの人にクライミングの魅力を伝えるチャンス」(野口選手)
「これを機に、クライミングの楽しさや魅力を沢山味わっていただきたい」(野中選手)
期間中、直接この施設で来場者にクライミングを教える機会があるそうだ。
武井さんは、イベントの最後に「(クライミングが)東京オリンピックの新種目に選出されたことは、野口選手や野中選手の活躍あってこその盛り上がりが呼んだものだと思っています。沢山の人が競技に触れ合える施設ができたというのは、ボルダリングの歴史が前に進んだ瞬間だ」と興奮気味に言及。
「ららぽーと豊洲の壁がすべてボルダリングの壁になるように。そして2030年までには東京中の壁が全てボルダリングの壁になるようになればいいと思います」と笑いを交えながら締めくくった。
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■野口啓代選手
ボルダリングワールドカップで総合優勝4回。2017年3月に開催された日本選手権リード競技大会2017でも連覇を果たす。
■野中生萌選手
ボルダリング世界選手権2016銀メダル。2016年は年間ワールドカップランキング2位と活躍。