三冠の期待がかかるユベントス、加熱する周囲に監督は冷静 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

三冠の期待がかかるユベントス、加熱する周囲に監督は冷静

スポーツ 短信
準決勝でモナコを破り歓喜するユベントス(2017年5月9日)
  • 準決勝でモナコを破り歓喜するユベントス(2017年5月9日)
  • ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督 参考画像(2017年4月18日)
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で2015年以来の決勝進出を決めたユベントス(イタリア)。その安定した強さから優勝を期待する声も挙がっているが、マッシミリアーノ・アッレグリ監督は冷静に状況を見ていた。

準決勝でユベントスが対戦したモナコ(フランス)は、決勝トーナメントでマンチェスター・シティ(イングランド)とボルシア・ドルトムント(ドイツ)を破り勝ち上がってきた。

リーグ・アン最後の生き残りとして快進撃を続けてきた相手を、アッレグリ監督率いるユベントスは完成度の高いチーム力で退けた。

CL決勝進出でセリエAとコッパ・イタリアも合わせ三冠の夢が膨らむ。そうした周囲の期待に対しアッレグリ監督は、「興奮するのは構わないがもう1勝しなければならない」と冷静に語った。

「選手たちは見事な戦いをしてくれたがセリエAもコッパ・イタリアもまだ優勝が決まってはいないし、CL決勝も戦わなければならない。一歩ずつ最後へたどり着けるようにしたい。まだ改善すべき部分も多いがチームに賛辞も贈るべきだ。3年間で2度の決勝進出は簡単なことではない」

CLで決勝にたどり着くのは難しいことだとアッレグリ監督。選手たちは監督、クラブ、そしてファンに大きな満足をもたらしてくれたと称えた。
《岩藤健》

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