【山口和幸の茶輪記】ジロ・デ・イタリアは100回記念大会…地中海のサルデーニャ島で開幕 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【山口和幸の茶輪記】ジロ・デ・イタリアは100回記念大会…地中海のサルデーニャ島で開幕

オピニオン コラム

ボーラ・ハンスグローエのルーカス・ポストルベルガー(オーストリア)が第1ステージを制した
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ツール・ド・フランスとともに「二大大会」といわれる自転車ロードレース、ジロ・デ・イタリア。その記念すべき第100回大会が5月5日に地中海に浮かぶサルデーニャ島で開幕した。日本勢は参戦していないが、レースの華やかな雰囲気は例年以上だ。

1909年に始まった同大会は二度の大戦による中断があったものの、いよいよ100回大会を迎えた。2013年に100回大会を開催したツール・ド・フランスは地中海の仏領コルシカ島を出発したが、今回はその南に位置するサルデーニャ島が記念大会の開幕地となった。

開催日程は前年同様に全24日間。ブエルタ・ア・エスパーニャを含めた三大大会は最長23日と国際ルールで規定されるので、これは例外的措置である。ジロ・デ・イタリアはイタリア移民が多いオランダの都市などを開幕地とすることがあり、やはり移動に無理があるので、移動日として1日を費やす。今回もサルデーニャ島で3日間を過ごした後、4日目に海路でシチリア島まで移動する必要があって、プラスアルファの開催日程となった。レースそのものは規定どおりの21区間・休息2日となる。

レースはシチリア島でさらに2区間を走り、イタリア半島の最南端から例年のように北上し、最終週にアルプス山脈とドロミテ山塊での山岳ステージを迎える。総合優勝を左右する難関はアルプスの第16、ドロミテの18~20ステージだ。第16ステージは「チマコッピ」と呼ばれる大会最高峰、標高2758mのステルビオ峠を越える。

個人タイムトライアルは中盤の第10ステージ、そして最終日にモンツァからミラノまでの区間で行われる。山岳ステージを終えて総合成績の上位が僅差なら栄冠を争う最終決戦となる。そして5月の北イタリアは天候が崩れると冠雪することもあり、レースがいきなり中止される事態も。総合優勝をねらう選手たちは天気予報をにらみながらの戦いとなるだろう。

美しき舞台で繰り広げられる熱い戦い

2年連続3度目の総合優勝をねらうイタリアのビンチェンツォ・ニーバリ(バーレーン・メリダ)は「記念大会にディフェンディングチャンピオンとして出場できることが誇らしい。イタリアの美しき2島、サルデーニャとシチリアを訪問できるなんて素晴らしい」と決意を語っている。

ニーバリはシチリア島の出身で、第5ステージのゴールは生まれ故郷のメッシーナだ。ニックネームは「メッシーナのサメ」だが、戦いは常に冷静。前年の総合優勝も胃腸炎に苦しみながらも、最終週の山岳区間で勝負に出て逆転した。

前年まではカザフスタンのアスタナに所属していたが、今季は中東に拠点を置くバーレーン・メリダに電撃移籍した。王家が国のネームバリューを高めるために出資した国際チームで、そこにエースとして獲得したのがニーバリだった。アシスト陣は同大会を知り尽くしたイタリア勢に、上りに強いスペイン選手、ライバルの追撃をつぶす役割の東欧勢を起用する。

「メッシーナにジロがやってくるなんて数あることじゃないんだ。まずは全力を尽くす。そうすれば道が開けてくるはずだ」

3年ぶり2度目の栄冠を目指すコロンビアのナイロ・キンタナ(モビスター)は直前まで母国コロンビアで乗り込み、絶好調で臨む。加えてチーム体制も強固でサポートも期待できる。

「ボクがこれまで走ってきた中で一番熱狂的なレース。すでに1回総合優勝しているけど、第100回大会を逃す理由はない」

第1ステージは、ボーラ・ハンスグローエのルーカス・ポストルベルガー(オーストリア)が総合1位に

個人総合1位の選手が着用するリーダージャージは、ピンク色のマリアローザだ。ツール・ド・フランスの黄色いマイヨジョーヌとともに、プロ選手ならだれもが夢見る栄光のジャージである。マリアはジャージ、ローザはバラ色という意味。

ポイント賞はマリアチクラミーノ。ステージの着順に応じて与えられる得点で争う賞で、スプリント力を備える選手たちがねらう。前年までの赤から伝統のチクラミーノ(シクラメン色)に戻った。

マリアアッズーラは山岳賞ジャージ。峠の頂上に設定された山岳ポイントの通過順に与えられる得点の合計で争われる。上り坂を得意とする選手のための賞。アッズーラは空色という意味。

マリアビアンカは新人賞ジャージ。25歳以下の選手を対象として、その中で最も所要時間が少ない選手に与えられる純白のジャージだ。ビアンカは白色という意味。

大会は長丁場。5月28日にミラノにゴールする。
《山口和幸》
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