小野は、静岡・清水商業高校から1998年に浦和入団。2001年夏から2005年までオランダのフェイエノールトに在籍したが、2006年に復帰。約6シーズンを浦和でプレーした。
浦和は22日、J1第8節で札幌をホームに迎え3-2で勝利。古巣との対決に小野は、後半34分に途中出場。清水エスパルスに在籍した2011年以来、約6年ぶりに埼玉スタジアムのピッチに立った。
「元祖 SHINJI 」と書き込む李。現在のサッカー日本代表ではドルトムントのMF香川真司、レスターの岡崎慎司のふたりの“シンジ”が活躍している。小野は、1999年のワールドユース選手権(現・U-20ワールドカップ)で準優勝、2002年の日韓共催ワールドカップ(W杯)でベスト16入りを果たすなど日本代表でも多くの実績を積んでいる。
一昨年まで浦和の背番号8を付けていた柏木。小野も浦和時代に同じ番号を背負いピッチに立っていた。李のインスタグラムにファンからは、「いい写真~!」「8を背負った2人!」「小野さん、埼スタでプレーしてる姿に感動でした!」「昨日は小野選手が出て来た時にみんな拍手してました。レッズサポの皆さんみんな心温かさを感じました!」などのコメントが寄せられていた。
また、試合終了後に小野は「埼スタで」と題したブログを更新。「やっぱり最高のスタジアム 沢山の拍手に感動でした」とコメント。小野がピッチに送り出されると、スタジアムに駆け付けた両チームのファンから拍手が巻き起こった。「レッズでの経験は僕にとって最高の宝です」と続け、当時を振り返っている。