好調のチーム同士が対戦した試合は立ち上がりからホームの東京Vがボールを支配し、前半16分には安西幸輝の2試合連続ゴールで先制した。しかし、この失点で気合が入ったか湘南も積極果敢なプレスを仕掛けるようになり、同21分に菊地俊介のゴールで同点に追いついた。
東京Vのパス回しに対応を見せる湘南は同33分、石川俊輝が敵陣でボールを奪取したところからカウンターに転じ、山田直輝のシュートが防がれたこぼれ球をジネイが押し込んだ。
逆転して折り返した湘南は後半9分にも菊池がゴール。後半アディショナルタイムに1点を失ったが、リードを守って今シーズン5勝目を手にした。
湘南のチョウ・キジェ監督は立ち上がりからペースを握られた時間帯について、「最初の10分、15分は我々が行こうと思ったところで鼻先を変えられて、技術の高い選手にボールを動かされてちょっとパニックになってしまったところがありました」と振り返った。
「ただ逆に1点取られて、ヴェルディさんがこれ以上攻めるのか、それとも守るのかというところが少し戸惑ったようなところがあったので、その隙に良い形で2点取れました」
試合終了!アウェイで貴重な勝ち点3をGET!本日も熱いご声援ありがとうございました。 #bellmare #東京ヴェルディ #verdy pic.twitter.com/IjmVJ0opA9
— 湘南ベルマーレ (@bellmare_staff) 2017年4月9日
この試合にファンからは、「最後の失点は余計だったな。だけどボールを支配されながらチャンスを活かしたのは良かった」「負けられない試合での集中力はお見事」「優勝争いするためには失点を減らす必要がある」「この1勝はデカイぞ」などの声が寄せられている。