男子テニスのマイアミ・オープンは3月26日にシングルス3回戦が行われ、第2シードの錦織圭が第25シードのフェルナンド・ベルダスコと対戦し7-6、6-7、6-1で勝利した。
難敵ベルダスコを相手に錦織は第1セットの立ち上がりにブレーク。2度のブレークバックで逆転されるが追いつき、タイブレークの末に最初のセットを奪った。
第2セットも先にブレークしたのは錦織。だがまたしても追いつかれタイブレークに。今度はベルダスコが強烈なフォアでコートを射抜き、セットカウント1-1に並んだ。
第3セットでも先にブレークしたのは錦織。ベルダスコは勝負所でのダブルフォルトが響いた。
フルセット戦った錦織は「長い戦いだった」と試合を振り返る。ロングラリーも続いた2時間40分の激闘だったが、「明日は休めるので大丈夫だと思う」とコメント。中1日でコンディションを整えたいとした。
「難しい試合になることは分かっていました。フェルナンドは非常に良い選手で素晴らしいサーブとストロークを持っています。長いラリーになるだろうなと思っていました」
4回戦へ進んだ錦織にファンからは、「リードした場面を自らのミスで追いつかれたのは修正点。危ない場面あるくらいが次回のモチベーションにある」「ストレートで勝って体力温存したかったが負けないのは良かった」「お互いに大事なところでミスが出て最後はベルダスコが先にガス欠した」「内容的には不満も残るけどシード勢の不安定さを見るに勝ちきれたのはよかった」などの声が寄せられている。
《岩藤健》
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