スコアレスで折り返した試合は後半24分に動く。中盤でボールを受けたポドルスキが迷わず左足一閃。キャノンシュートがゴール右上隅を撃ち抜いた。
見事な決勝弾で1-0の勝利をドイツにもたらしたポドルスキは、「きっと神様がこんなに素晴らしい左足を授けてくれたんだろうね。スーパーゴールを決めるには運も必要だ。だけど左足でボールを持てば決められることは分かっていた」と話している。
これ以上ない形で代表キャリアに別れを告げたポドルスキに、イングランドのガレス・サウスゲート監督も「夢物語のような展開」と脱帽した。
「普通はサッカーにおいて夢物語は実現しないものだ。だが明らかにこれは彼にとっての夢物語だった。彼の残したキャップ数やゴール数は飛び抜けた実績だ。彼にとって素晴らしい夜を過ごして信じられないようなゴールを決めた」
この一撃でドイツ代表のユニフォームに別れを告げたポドルスキ。今夏からは日本のヴィッセル神戸でプレーする。
Never lose this spirit ! #Team #Fans #Poldi pic.twitter.com/6wPbH7SkQ6
— Lukas-Podolski.com (@Podolski10) 2017年3月24日